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ROSA RAUSCH

Der Dritte Raum
ROSA RAUSCH

Andreas Krügerによる世界を騒がせたジャ-マン ベテラン テクノプロデュ-サ-、英語名でThe Third Roomことデア ドリッテ ラウムDer Dritte Raumが戻ってきた。ドイツ語で第三の部屋という意味。Harthouseからの最初のアルバムをリリースして世界のファンをとりこにしてから16年の月日が流れているというから驚きだ。 Virgin、Resopal Schallwareからのアルバム、EPのリリースを経て、今回のアルバム『ROSA RAUSCH』はなんと7枚目となり、ハンブルグ出身エレクトロレ-ベルSave to Discからのリリ-ス。今年の春にシングル発売された軽やかなメロディをポップでバレアリックな質感のややスロ-テンポなテクノにのせている二曲目の表題作である『ROSA RAUSCH』。 20年代の舞踏会に舞い戻ったかのような倒錯感をよびおこされる軽やかなサックスソフォンをメインとしたオ-ケストラのメロディと見事なピアノソロをスウィングとジャズ、テクノにのせたヒット作『Swing Bop』。『Blautaut』はそのうねるようなべ-スとスピード間でフロアをジャックすること間違いなし。ベルリンのアフタ-パ-ティ-小屋である BAR25なんかでかかったら、皆狂喜するだろう。少しサイケなジャ-マンテクノをべ-スにしてきた彼だが、今作によって、シンセポップ、エレクトロ、ジャズ、スウィング、ポップ、ミニマルをも交錯させた新しい試みはその長いキャリアにおいて歴史的な瞬間をもたらしたといえよう。ちなみにデュオとして紹介されがちなデアドリッテ ラウムだが、実は Andreas Krugerのみによるソロプロジェクトだそうだ。Ralf Uhrlandtはプロダクトに関わっておらず、ライブのみでの参加だそうだ。題名の『ROSA RAUSCH』は『赤いノイズ』とも訳せるが、RAUSCHには陶酔という意味も含まれている。ノスタルジックなスウィングや倒錯感のあるバレアリックサウンドに陶酔させるアルバムといったところだろうか。

 

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