東京のテクノシーンの中枢で知らぬ物はいないプロデューサーかつ10年以上のキャリアを持つIFレーベルのプレジデントLittle Nobody。有数のテクノジャーナリストの顔を背景に持つ彼の多くの盟友が一同にリミックスをした作品を綴った熱い思いの込められたリミックスアルバム「COMMIX」が、国内トップの勢いを持つレーベルFOUNTAIN MUSICのサブレーベルPLAZA IN CROWDよりリリースされる。
COMMIXとは文字通り、コミックスとCO-MIXを掛けた造語である。
Litle Nobodyが日本のコミックスを英語読者に紹介するジャーナリストをやっているため、ジャパニーズ漫画の楽しさを多くの盟友達とMIXを教諭して分かち合ったと言う端的なコンセプトがこのタイトルに込められている。
Little Nobodyのオリジナル作品のリミックスコレクション、この顔ぶりを見て、熱狂するテクノファンは多くいるだろう。力強いアーティストネームを順に上げて行こう。
このアルバムの先頭になるアンセムを作成したのはPlus Recordsを運営する、国内メジャーDJでありプロデューサーであり、DubfireのレーベルSci-TecからもリリースをしているShin Nishimuraだ。そして、東京で最も信頼の厚いレーベルサブライムより、Co-FusionのDj Wada、そして、U.K.で最も優れたデトロイトテクノのプロデューサーDave Angelのリミックス。Dave Angelは、今夏にPLAZA IN CROWDよりCDアルバムのリリースも決まっている。他にも、Dave Tarridaya
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電気グルーヴの名大ヒット曲「虹」の有名で切ない90年代テクノ絶世機のアンセムリミックスをこなしたかのMijk Van Dijkは、新しい波とクラシックの波の交差の中で独自のグルーヴを放っている。Dj Hell、Ken Ishii、砂原良徳らと同じサークルにいるPatrick Pulsingerのリミックスも、本作のイメージを決定付けている。そして、Donk Boys、James Ruskin、Justin RobertsonとLittle Nobodyのカラーに強力なグルーヴ感を加える。そして、東京シーンの雄Captain Funkのスーパーパワーフルな楽曲が続き、絞めには、Ninja TuneやMuteよりCabbage Boyの名でリリースしていたサウンドデザインの天才、Si Beggのリミックス。彼は、MogaiやSven Vath等のリミックスもこなしている猛者だ。
このアルバムは、正に、他では聞く事の出来なスゴ者ぞろいの素晴らしいテクノの満喫がこれでもかと出来る、本質をストレートに表現した大傑作である。
90年代から現在へ続く最先端の音楽ジャンルテクノの歴史的一枚。コミックスを満喫する様にTOKYOとヨーロッパの音圧世界に入り込んで行こうぜ!!
■Fountain Music
http://www.fountain-music.com
- LABEL:
- Fountain Music
- CAT #:
- PICCD-004
- RELEASE:
- 2011-05-29(Sun) on sale