Saukrates、Kardinal Official、Mathematik、Dr. Frankenstein、Abdominal、そしてDa Grass Rootsなど日本でも人気のヒップホップ・アクトを輩出してきたカナダのヒップホップ首都ともいえる都市トロントを拠点に活動を続ける3MC/1DJ/1デザイナーのグループ、Notes To Self。アングラヘッズ待望の2ndフル・アルバムが、Roc MarcianoやGoapeleの作品をリリースし、更にニュー・ウエストの新星Alexander Spitのリリースも控える優良レーベル=DECONより登場!
ラッパーのSwamp DonkeyとRoshin、プロデューサー/ラッパーのBronze One、DJ/ターンテーブリストの DJ Dopey、そしてライター/イラストレイターのElicserからなるヒップホップ・グループ:Notes To Self。DJ Dopeyと言えば、日本が世界に誇る最強のターンテーブリスト:DJ Kentaroが世界を制したあの2002年のDMCワールド・チャンピオンシップで3位、続く2003年には世界チャンプに輝いたことで、DJ/ターンテーブリスト界ではお馴染み。グループとしてもCMWやNXNEといったミュージック・フェスティヴァルでTalib Kweliなどの前座を務め、また06年に発表したJ Dillaトリビュート曲が6000を超えるダウンロードを記録し、その勢いに乗りドイツの名門レーベル=BBEよりデビュー・アルバム『A Shot In The Dark』をリリース。
4年ぶりの新作は、様々なジャンルからの影響を公言する彼ららしい、一筋縄ではいかない多彩なサウンドを聴かせる充実盤に。メインストリームのヒップホップ/R&Bを意識した派手なシンセサイザーに踊らされる(8)“Sky Light (InBetween)”、Group Homeのクラシック“Livin’ Proof”と同じネタを使い、ロック・サウンドを加味した(10)“Popular Music”、ヴォーカル・サンプルをぶつ切りにした絶妙なサンプリング・センスを魅せるファンク・ナンバー(5)“Nobody (Recoil Remix)”、まるで9thワンダーのビートのように甘くソウルフルな味付けの(7)“Mr. Polite”と、終始飽きません。客演にはDilated PeoplesのEvidenceや、Living LegendsのMursとのタッグ作『This Generation』も好評なFashawnなどが参加。懐古主義に陥らず、最新のサウンドもしっかり取り入れ、自分たちなりに消化したそのセンスを是非堪能してください!
TRACKLISTING
1. UTBD Intro
2. Recoil [Crimson]
3. Today [I Wanna] ft. Lee Gaul
4. All Of The Above [BBRC]
5. Nobody [Recoil Remix] ft. Evidence
6. Oh My God [Life is so Hard] ft. Arowbe
7. Mr Polite ft. Fashawn
8. Sky Light [InBetween]
9. Used to be Dark ft. Lee Gaul
10. Mr Polite [Remix] ft. Fashawn
11. Popular Music
12. Living Room [Alternate Ending] ft. Beatface