良質なブラック／ワールド・ミュージックを見つけ出し、世に届ける大注目のレーベル：AGOGO RECORDSより、ジャズからブラジル、ソウル、ファンク、ラテン、サンバの気持ちいいところをミックスしたサウンドを奏でるバンド＝THE HI-FLY ORCHESTRAの新作が登場！
THE HI-FLY ORCHESTRAは05年に、Jerker KlugeとFlorian Riedlによって、ドイツはミュンヘンで結成されたジャズ・セクステット・バンド。若手のプレイヤーをメインとしながらも、BLUE NOTEが全盛を迎えていた60年代のクラシックなジャズと同じくらいヒップな音楽を作ろうという名目で活動を続けている。その最大の売りは、ドラム、ダブル・ベース、コンガ、ピアノによって生み出されるヘヴィでラフなリズムと、その上を駆け巡るトロンボーンとサックスからなるワンダフルなホーン・セクションで、更にソウルからブラジル、ラテン、サンバまでを飲み込んだ極上のサウンドを展開。アナログな機材にこだわり、ジャム・セッションから曲を練り上げるという古典的な方法で音楽を作る彼らが過去に発表したアルバム『Samboogaloo』『Mambo Atomico』は、ヨーロッパのクラブ・ジャズ・シーンはもちろん、日本でも高い評価を得る。
最新作『Get Ready』では、彼らの音楽への愛が更に深まり、また数々のツアーを経て実力が磨かれたことを伺わせる12曲を披露。まるでRoy AyersやLonnie Liston Smithのような夢見心地のソウル・ジャズ（2）“Sugar Pie”、ブラジル音楽の巨匠Jaques Morelenbaumの妻であり、坂本龍一の作品にも参加していたシンガーPaula Morelenbaumが参加した爽快なサンバ・ナンバー（7）“Sambinha”、一転して地に足ついた大股歩きのリズムにファンク・グルーヴを感じさせる（8）“I Got Hope”、流麗なピアノとホーン・セクションのソロに耳を奪われる瀟洒なヴォーカル・ジャズ（9）“Brother Sun Sister Moon”と、バラエティに富みながらも、散らかった印象はなく、ジャズをメインにブラック・ミュージックの気持ちいいところを抽出して、ひとつにまとめたような内容。ゆっくりくつろぎたいときにも、力いっぱい踊りたいときにも使える、万能な1枚です。
TRACKLISTING
01 – Uncle Green
02 – Sugar Pie feat. Karl Frierson
03 – Roda De Samba
04 – Sweet And Busy
05 – Get Ready feat. Karl Frierson
06 – Nerd’s Dancefloor
07 – Sambinha feat. Paula Morelenbaum
08 – I Got Hope feat. Julia Fehrenberger
09 - Jequibau
10 – Brother Sun Sister Moon feat. Alexander Krampe
11 – Forró
12 – How Beautiful feat. Alexander Krampe
