英語でも日本語でもない独自の言語による幻想的なツインヴォーカルを中心にした、ダークファンタジーミュージックユニットFilmsが4月末に3年の時を経て、セカンドアルバム「a forbidden garden」をリリースする。
本作『a forbidden garden』は、「音の映画」というテーマがあり、多大な影響を持つ言語をメインに使わず、聴いている人が持つ想像力で音から映像を創造してもらうようなコンセプトで作られており、今作は「禁断の行為」がテーマ。エレクトロニカでもあり、オルタナティブでもあり、ポストロックの要素もあり・・独特のサウンドに属している。
様々な世界的音楽コンクールや国際映画祭で優勝、及び最優秀作曲者賞を受賞し、坂本龍一、植松伸夫、小林武史を始めとした多くの音楽家から賞賛を得る「謎の」作曲家を擁するユニットfilmsによる、世界標準の名盤です。
■視聴はこちら
http://fleursy.com/riccolabel/discography/ric-014/index-jap.html
●著名人によるコメント
自分の感性を自由に解き放つことって簡単そうでいて実は難しいことだと思います。さらにそのとっちらかってフワフワしたものをコントロールしてひとつの形に最後まで作り上げるのはさらに難しい。その双方を両立させるこの才能…羨ましい!
植松伸夫(作曲家/音楽プロデューサー)
世界的動向のポスト・クラシカルな本格的サウンドを奏でる日本に於いては希少な存在filmsの新作がリリースされる。filmsの個性を決定付ける幻想的なヴォーカルと、弦楽の織り成す精緻なサウンドスケープに、今作では特徴的なビートが加わる事で静と動のコントラストを生み、その音楽を唯一無二のものとしている。ノスタルジックな既視感を感じさせるが、しかし記憶を辿って行く事は出来ず、いつの間にか耳を奪われてしまう。
池田敏弘(タワーレコードバイヤー)
この世界は、
現実的で 超現実的
夜のようで 昼のよう
まるであの映画のように・・・
透明なる白の世界は、時に鮮烈な色彩を浴びる
美しき静謐なる孤独
トベタ・バジュン(作曲家/音楽プロデューサー)
この作品では丁寧に壮大な物語がひとつずつしっかりと紡がれている。
抽象的ではなく、まるで今の世界が変わったかのようにさえ感じることが出来る。
僕が大好きなMoondogを彷彿とさせる質感と繊細で美しいメロディに加え、斬新で新鮮な驚きを与えてくれるこの作品は、本当の意味での音楽の力を持っているのかもしれない。
僕は一人の音楽家として、この作品を尊敬する。
no.9 a.k.a. Takayuki Joe(音楽アーティスト)
不思議なノスタルジアと美しい世界観。日本人離れしていて、本当に素晴らしい作品だと思います。
KASHIWA Daisuke(音楽アーティスト/音楽エンジニア)
音の層が波となり私の耳に心地よく響く。静かな怒りと、優しい涙と共に。
そして、ただ、ひたすら、美しい。
ferri(音楽アーティスト)