アコースティックな生音と電子音が、幽玄で美麗な旋律を生み出し、底の見えぬ寂寥を覚える楽曲群
故クラウス・ディンガー(ex. クラフトワーク/ラ・デュッセルドルフ)の右腕の1人だったベルリン在住のサウンドアーティスト、Satoshi Okamotoのソロプロジェクト、sub-tle.(サヴトレ)が、5年ぶりにセカンドアルバムをリリースした。
今年4月にリリースされたクラウス・ディンガーの遺作プロジェクト『japandorf』にも参加したsub-tle.。話題の絶えない中、今回のアルバムはそのとどめを刺す布陣で製作されている。プロデュースにMouse on Mars のアンディ・トーマ。ゲストボイスに二階堂和美、そしてkyokaも参加しているのだ。
アコースティックな生音と電子音が、幽玄で美麗な旋律を生み出し、底の見えぬ寂寥を覚える楽曲群。kyokaの無邪気に浮遊する声を活かしたオープニング曲『ae』。二階堂和美の風のような優しくも変幻自在なボイスが特徴の6曲目『realease』や9曲目『part two』など収録の全12曲。ベルリン発で世界を股にかける現代音楽アンサンブル「Solistenensemble Kaleidoskop」や、現代音楽で人気の指揮者Andre' de Ridderのヴァイオリン演奏がSatoshi Okamotoをサポート。日本ではZIP-FM、FM NORTH WAVE、SHIBUYA FMで軒並みカレッジチャートの1位を獲得したファースト『pre_mary』と同様、このセカンドアルバム『leam』も、ベルリン現代アートシーンで活躍する〈onpa〉からリリース。