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Seashore Fragments

Violet Fall
Seashore Fragments

イタリア出身でアムステルダムを拠点に活動するエレクトロニックミュージックのプロデューサーであるElisa Battiと、ドイツ出身でケルンを拠点に活動するヴォーカリスト兼キーボーディストのJenny Thieleによるユニット《Violet Fall》の1stアルバム。

テクノ~ミニマルを中心にしつつコンテンポラリーミュージックにもその手腕を発揮するElisaと、様々なスタイルを軽々と行き来する才能の持ち主Jennyによるサウンドは、ヨーロッパの持つ正統的なクラブ/ダンスオリエンテッドな雰囲気でありつつも《Violet Fall》ならではの壮大さとオリエンタルな洗練さ、またベースミュージックの香りをも合わせ持ち、流麗かつエレガントにして耽美。

グリッジとミニマルが印象的なオープニングのインスト曲「Coming Back」、JennyのボーカルとElisaのプロダクションが光る「Aarhus」やロックテイストの「And Here We Are Again Another Sunrise」から始まり、Mice ParadeやAmetsubを彷彿とさせるエンディング曲「On And On」まで、全編に渡り緻密かつ大胆に作り上げられた作品となっている。


●コメント
「現代的なテクスチャーの内に秘めた深い音楽性には何編かのシーンをみる。東欧のようなほんの少しエキゾチックな空気感に心うたれ、まるで質の高い単館映画を見ているようだ。洗練された音楽に、特別な心地よさを得たんだ。」
no.9

「おもちゃ箱をひっくりかえしたらカリンバと小さなキーボードだけが出てこなかった、箱の中を覗き込んでみると…、みたいな物語を(勝手に)思い描きながら聴くのもまた一興です。」
西村 尚美 / Inner Science

「一聴して、ヨーロッパの乾いた風と美しい街並を思い出しました。現代的なサウンドですが、なぜかとても古典的な印象を届けてくれます。とっておきのBGMとして、手元に持っておきたい一枚です。」KASHIWA Daisuke

「芯を堅く掴みながらも舞台を自由に駆け回る細やかにみずみずしくトリートメントされた音達から届く、ほどよくノスタルジーをドロップさせた『VioletFall』シアターへの招待状。」
Vegpher (Keiichi Sugimoto)

「確かな音像と豊かな表現力をもつシンガー。一朝一夕ではできない楽曲群だと思います。」mergrim


●トラックリスト
01. Coming Back
02. Aarhus
03. And Here We Are Again Another Sunrise
04. Violet Fall
05. Donny
06. You Go And I Stay
07. Drop It
08. The Train
09. Corals
10. On And On
※実店舗での購入者特典 - PROGRESSIVE FOrM ニューミックスCD(21曲/80分弱収録)

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