5年間の活動休止を経て、Luke Slaterが自身の別名義であるL.B. Dub Corpを復活させ、Robert Owens、Paul St.Hilaire、Miss Kittinなど個性派のアーティストをフィーチャーし、ヴォーカルが特徴的なクラブ賛歌的アルバムを作り上げた。アムステルダムをベースに名門レーベルへと進化を遂げたDEKMANTELからリリースされる。
The 7th Plain名義での壮大なアンビエント・テクノやPlanetary Assault Systems名義での先鋭的なマシン・ファンク、そして2006年から始動したL.B. Dub Corpではクラブ・ミュージックへの緩やかなアプローチを描いてきた。
このアルバムは、彼が自分でドラムを叩ける年齢になるまで、父親のビッグバンドやジャズ・ファンクのレコードのビートに感嘆していた最も古い記憶からもインスピレーションを得ており、今作で初めて自身の生ドラムも使用したようだ。
ディープな表現方法でありながらもモーニングフロア映えする雰囲気を持ち合わせており、今年のフェスシーズン現場で重宝されることは間違いないだろう。 (Norihiko Kawai)
Tracklist:
A1. Saturn to Home feat. Kittin
A2. You Got Me feat. Robert Owens
B1. Your Love
B2. Golden Star feat. Baal Mortimer
C1. Only the good times
C2. Krank
D1. No Trouble in Paradise feat. Paul St. Hilaire
D2. Cloak and Dagger