弁護士が音楽家からの法律相談に無料で対応するサービスを提供する「Law and Theory」が設立された。
本団体では、音楽とカルチャーにリスペクトを持つ弁護士が音楽制作を行う際に生じる悩みの相談に無償でのってくれるというもの。オフィシャルHP上では、例として「楽曲制作の仕事をしたのに報酬を支払ってもらえない」、「楽曲制作に際してサンプリングをしたいが、法律上許されるのかが分からない」、「制作した楽曲の著作権に関する契約書を渡されたが、内容がよく分からない」などが挙げられている。
本団体代表の水口瑛介氏は「才能のある音楽家が、音楽制作とは直接関係のない周辺の心配事に振り回され、大切な時間と力を削がれてしまうことは、残念なことです。心配事を解決し、音楽を生み出すために時間と力を注ぎましょう。」とHP上で述べている。
また、団体名である「LOW END THEORY」は、A Tribe Called Questのセカンドアルバムのタイトルであり、Daddy Kevが主催するイベントのタイトルをサンプリングして名付けられている。歴史に残るアルバムやカルチャーを刺激し続けるイベントのように、意義のある活動をしていく想いが込められている。
Law and Theory
http://law-and-theory.com/
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