渋谷の夜を彩る、クラブシーン。この街には個性豊かなクラブが集まり、クラバーたちを魅了し続けている。しかし、多様な選択肢の中から、自分のツボを押さえた一軒に巡り会うまでに、意外と時間がかかることも。
そこで今回、クラベリア編集部が案内人となり、厳選したおすすめのクラブ10選をご紹介。ハウス、テクノ、ヒップホップ、ジャズ......あらゆるジャンルを網羅し、最新のホットスポットから隠れた名店まで、幅広くピックアップした。
世界的DJのプレイに酔いしれるもよし、新進気鋭のアーティストを発掘するもよし。あるいは、独特の雰囲気に浸りながら、こだわりの一杯を楽しむのも乙なもの。編集部のお気に入りスポットを通じて、自分にぴったりの一軒を見つけてほしい。
渋谷のおすすめクラブ10選
（AtoZ順）①CIRCUS Tokyo
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ハウス、テクノ、ベースミュージックなどを中心にイベントが開催されているが、レジェンドと讃えられているアーティストに頼らないブッキングが魅力。日本で知られていないアーティストを積極的に来日させ、各シーンの “今の音”を紹介している。大箱でも小箱でもない規模感だからこそ味わえるアンダーグラウンド感も魅力で、最近は海外からのお客も多いとのこと。大阪に姉妹店もあり東西から日本のシーンを揺らしている。
【INFORMATION】
店舗名：CIRCUS Tokyo（サーカストウキョウ）
住所：渋谷区渋谷3-26-16
キャパシティ：250名
公式サイト：https://circus-tokyo.jp/
②clubasia
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渋谷のクラブエリアといったら円山町。そこのクラブカルチャーの先駆けとして1996年にオープンした老舗。ライブありDJあり、ヒップホップありテクノあり、ロックありアニソンありと多種多様なイベントを開催。そこには“様々な音楽を受け入れる”というコンセプトがあるから。極渋ダブステップパーティー「BACK TO CHILL」や大量の泡をメインフロアに噴出する「泡パ」がとくに人気。
【INFORMATION】
店舗名：clubasia（クラブエイジア）
住所：東京都渋谷区円山町1-8
キャパシティ：600名
公式サイト：https://clubasia.jp/
③ENTER Shibuya
2022年12月に神宮前通りにデビューした渋谷の最新ホットスポット。Sound Museum VisionとContactの遺伝子を受け継ぐ、次世代型クラブだ。 最大の特徴は、フロア中央に鎮座するDJブース。この革新的なレイアウトが、観客とアーティストの距離を縮め、唯一無二の一体感を生み出す。仕事帰りの一杯から、友人とのナイトアウト、海外ゲストへのスポット紹介まで、誰もが楽しめる新しい音楽の遊び場として、早くも多くの人々を魅了している。ソファに座ってプレイする「LIVING ROOM™」や「The Dreamer」が推しのパーティー。神宮前通りに位置し、宮下パークを見下ろすロケーションも格別だ。
【INFORMATION】
店舗名：ENTER Shibuya（エンターシブヤ）
住所：東京都渋谷区神宮前6-19-17 Gems神宮前 6F
キャパシティ：100名
公式サイト：https://entershibuya.com/
④青山蜂
4階建てのマルチフロアクラブ。20年の歴史が物語る、東京ナイトライフの象徴的存在だ。 2階のDJバー、3階のメインダンスフロア、4階のラウンジバーと、各フロアが異なる表情を見せる。 KAWAMOTOAUDIOがプロデュースする卓越したサウンドシステムは、クラブ通をも唸らせるほど。ドラムンベースからジャズまで、ジャンルを超えた音楽体験がここにある。アーティストとの距離感が近く、ライブ感覚でDJプレイや演奏を楽しめるのも魅力。温かな雰囲気とフレンドリーなスタッフが、初めての人も常連も分け隔てなく迎え入れる場所だ。毎週土、日曜日の早朝6時から開催されている「朝蜂」に行けば、東京のアンダーグラウンドな一面を覗くことができるだろう。
【INFORMATION】
店舗名：青山蜂（アオヤマハチ）
住所：渋谷区渋谷4-5-9 青山ビルディング
キャパシティ：200名
公式サイト：https://aoyama-hachi.net/
⑤HARLEM
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97年のオープン以来、一貫してヒップホップを軸に現在進行形の良質なDJミックスショウにこだわり、この22年間で創り上げた独自のスタイルは、まさに唯一無二。それこそがヒップホップの聖地と呼ばれる所以だ。国内トップクラスのDJ、話題のラッパーのライブや最高峰のダンスショーケースが目白押しの毎日。オシャレな人も多く、近年はとくに外国人も多く海外にいるかのような空気・熱量を味わえる。毎週末、開催されている「MONSTER」、「BORN FREE」から足を運んでみては？
【INFORMATION】
店舗名：HARLEM（ハーレム）
住所：渋谷区円山町2-4 ドクタージーカンズビル2F, 3F
キャパシティ：1,200名
公式サイト：http://www.harlem.co.jp/index.html
⑥DJ BAR KOARA
2007年にオープンした音楽愛好家の聖地。バーカウンターとダンスエリアが一体化した、コンパクトで温かみのある親密な空間で、都内屈指のマッキントッシュ高級アンプから繰り出される圧倒的な音質は、必聴のサウンドクオリティ。ヒップホップ、テクノ、ハウスなど、ジャンルを問わず多彩なイベントを平日・週末問わず開催し、ベテランDJから新進気鋭のアーティストまで、豊富な顔ぶれが登場する。特に2008年から続くDJ SHIBATAなどによるレギュラーパーティー「探心音」はおすすめ。基本的にエントランスチャージフリーなのも魅力の一つ。良質な音楽と酒を楽しみたい方におすすめの、渋谷の夜を彩る名店だ。
【INFORMATION】
店舗名：DJ BAR KOARA（コアラ）
住所：東京都渋谷区神南1-13-15 光立ビル 地下1階
キャパシティ：50名
公式サイト：https://www.koara-tokyo.com/
⑦翠月 -MITSUKI-
ここ数年で、渋谷のナイトライフを語る上で欠かせない存在となった。内装はアートディレクターYOSHIROTTENによるデザイン。月下美人をモチーフにしたアートワークや、オレンジ色の照明が独特の雰囲気を醸し出す。音楽はディスコ、ハウス、テクノを中心に、アンビエントやエクスペリメンタルまで幅広く、東京の若手DJから国際的なアーティストまで、多彩な顔ぶれが毎晩登場する。仕事帰りの一杯から、深夜のクラブ遊びまで、様々なシーンで気軽に訪れやすい。看板パーティーの「ALIEN SEX FRIENDS」は偶数月の楽しみ。まだ参加したことがない方は、ぜひ一度体験してみてほしい。
【INFORMATION】
店舗名：翠月 (ミツキ)
住所：東京都渋谷区道玄坂 1-22-12 長島ビル B1F
キャパシティ：100名
公式サイト：https://mitsuki-tokyo.com/
⑧DJ BAR OATH
ゴールドを基調とした豪華さ、目を凝らすと尖ったディテール。内装がお店の個性を物語るかのように、クラブに慣れた人向け、いつか常連になりたいお店だ。音楽はハウス、テクノが中心。毎週木曜日の「FUNKTION」に行けばとくに尖った音楽に出会えるかも。DJ BARなので遊びに行く前や仕事終わりに少しだけといった使い方もオススメ。深い時間帯にはクラブ遊びの強者たちもゾロゾロとやってくる。うん、やっぱり常連になりたいお店だ。
【INFORMATION】
店舗名：DJ BAR OATH（ディージェーバーオース）
住所：渋谷区道玄坂1-6-5 東静ビルB1F
キャパシティ：90人
公式Instagram：https://www.instagram.com/shibuya_oath/
⑨The Room
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キャパシティわずか80人の小箱から日本におけるクラブジャズのシーンは作られた。The Roomは名店中の名店だ。目玉はなんといっても出演者との距離感。手を伸ばせば触れられる、そんな距離で音楽シーンの第一線で活躍するミュージシャンたちの圧倒的な演奏や国内外で活躍するDJのパフォーマンスが楽しめるのは同店ならでは。クオリティを重視するポリシーは出演者だけに留まらず、オリジナルカクテルをはじめドリンクのクオリティにも反映。来日したミュージシャンも訪れるほど世界中にファンが多いお店。
【INFORMATION】
店舗名：The Room
住所：渋谷区桜丘町15-19 第八東都ビルB1
キャパシティ：80名
公式サイト：https://theroom.jp/
⑩WOMB
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英ダンスミュージックメディアDJ MAGが発表する2024年の世界のクラブランキングでは72位を記録したクラブ（日本のクラブとしては1位）。世界トップレベルの出演者、3フロア吹き抜けのメインフロア、アジア最大級のミラーボール、ハイクオリティーなライティングやレーザー、熱狂を起こす窒素ガスの噴射。DJ NOBU のレジデントパーティー「Reprise」が開催されるほど、クラブの信頼は熱い。オープンから一貫して世界最先端のエレクトロニック・ミュージック・カルチャーを提案し続け、今年で24年を迎える。
【INFORMATION】
店舗名：WOMB
住所：渋谷区円山町2-16
キャパシティ：1200人
公式サイト：https://www.womb.co.jp/
