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LAビートシーンの先駆者RAS Gが死去

 Flying Lotusが主宰するインディー・レコードレーベル「Brainfeeder」の設立者のひとりであり、LAビートシーンを代表するプロデューサーのRas G(本名:Gregory Shorter Jr.)が7月29日に死去したことが判明した。享年39歳だった。現段階では詳しい死因は発表されていないが、昨年12月に病院に搬送されており、肺炎と高血圧、糖尿病、甲状腺機能低下症、心不全と診断されていたという。

 Ras Gは日本でも人気が高く、2009年の初来日を皮切りにその後も度々日本ツアーを敢行。今年の6月には「Taicoclub」の後継フェス「FFKT」への出演も予定されていたが、健康上の理由により来日がキャンセルとなっていた。 

  RAS Gの作品は、独自の宇宙哲学を信条としたアメリカのジャズ作曲家・思想家Sun Raの影響を強く受け、そのサイケデリックな音楽性で多くのファンを獲得していた。2019年6月にニューアルバム『Down 2 Earth Vol. 4 』をリリースをしたばかりだった。



関連リンク
https://www.factmag.com/2019/07/29/rip-ras-g-brainfeeder-la-beat-scene/