90年代を代表するアンビエントテクノの傑作『76:14』に、革命的リワーク作品『Pentamerous Metamorphosis』とレア楽曲集を加えた3枚組CDボックス『Transmission』のリリースが決定。解説対訳付きの国内仕様盤は300枚限定での発売予定となっている。
マーク・プリチャードとトム・ミドルトンによる伝説的プロジェクト、Global Communication。二人は1991年にタッグを組んだ後、92年よりGlobal Communicationとしての活動を本格化。リンク、E621、リロード、カメレオン、ジェダイ・ナイツといった異なる名義でも作品を発表しているが、94年にリリースされた彼らの唯一のスタジオアルバム『76:14』は、音楽史に残る名盤として広く知られている。
今回自身のレーベル「Evolution Records」から再発されることとなった本作には、オリジナルのDATテープからリマスターされた音源が収録。見事な音質向上を実現させた『76:14』の他、『Chapterhouse Retranslated by Global Communication - Blood Music: Pentamerous Metamorphosis』と『Curated Singles & Remixes』を加えた3枚組CDボックスセットとなり、音楽評論家ベン・カーデューによる詳細なライナーノーツも封入される。
90年代を代表するアンビエントテクノの名作『76:14』は、Mixmag誌の歴代ベスト・ダンス・アルバムでも11位にランクインするなど、最高級の評価を獲得している言わずと知れた名盤。デトロイト・テクノのDNAもかすかに感じられる一方、テクスチャーとハーモニーを用いて驚くほど感動的且つ抽象的なサウンドスケープを表現している。『Pentamerous Metamorphosis』は、90年代を代表するシューゲイザー・バンドで当時レーベルメイトでもあったチャプターハウスのアルバム『Blood Music』をまるごとリミックスした1993年リリースの革命的リワーク作品で、評論家やコアファンの間では同作と並び称されるほどの評価を得ている。『Curated Singles & Remixes』は、エレクトロニック・ミュージック・ファン必聴の非常に濃い内容となっていて、デビューEP『Keongaku』からの楽曲や、彼らが手掛けたザ・グリッドや、ローマン・フリューゲルとヨーン・エリング・ウトゥカによるユニット、センソラマのリミックスなどが収録されている。
『Transmission』は、9月18日(金)にリリース。音楽評論家ベン・カーデューによる詳細なライナーノーツの対訳付の国内仕様盤は、300枚限定となる。なおCDボックスセットにも収録される『76:14 [Remastered Edition]』と『Chapterhouse Retranslated by Global Communication - Blood Music: Pentamerous Metamorphosis [Remastered Edition]』は、それぞれ2枚組LPでも再発予定となっている。
title: Transmission
release date: 2020/09/18
商品ページ
title: 76:14 [REMASTERED EDITION]
release date: 2020/09/18
商品ページ
title: PENTAMEROUS METAMORPHOSIS [REMASTERED EDITION]
release date: 2020/09/18
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