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Weekly World News:世界のニュースまとめ(2022/4/4-4/8)

 クラベリアがアーティストやフェスティバル、クラブ事情など音楽についての最新情報から、ガジェットやNFTまで世界の気になるニュースを厳選してお届け。毎週月曜日更新。今週のピックアップニュースは以下。

①Black Coffee、グラミー賞の最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム賞を受賞
②ELON MUSKの「Berghainへの入場を拒否した」というツイートが話題に
③フランス・テクノ界の最重要人物、Laurent Garnierが3枚の新作EPを発表
④「NoSleepFestival」がNina Kraviz、DVS1、DJ Boneらが登壇するカンファレスを追加
⑤KitKatClubを描いたドキュメンタリー映画が2023年に公開予定


①Black Coffee、グラミー賞の最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム賞を受賞

  
 米現地時間4月3日(日)に開催された2022年グラミー賞授賞式にて、南アフリカのアフロ・ハウスアーティストBlack Coffeeが2021年にリリースした『Subconsciously』で最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム賞を受賞。2022年度初ノミネートで初受賞となった。ベスト・ダンス / エレクトロニック・トラック賞にはオーストラリア出身のトリオ Rüfüs Du Soが受賞している。その他、Bruno MarsとAnderson .PaakによるSILK SONICが主要2部門含む4冠、Jon Batisteが年間最優秀アルバム含む5冠、Olivia Rodrigoが最優秀新人賞含む3冠受賞。さらにFoo Fightersはロックジャンル全4部門を受賞した。

引用元

 

②ELON MUSKの「Berghainへの入場を拒否した」というツイートが話題に


 テスラのCEOで世界有数の資産家であるElon Muskが投稿したベルリンのテクノクラブBerghainについての不可解なツイートが話題となっている。Elon Muskのツイートにはクラブの外観に掲げられているPEACEサインの批判とともに、「入場を拒否した」と書かれてており、個人的にクラブに入ろうとしなかったのか、それとも気難しいことで有名なバウンサーにノックバックされたのかは明らかではないが、後者ではないかという憶測が飛び交っている。クラブ側はこれについてのコメントを拒否しているので、真実は永遠に謎のままだ。


引用元
 


③フランス・テクノ界の最重要人物、Laurent Garnierが3枚の新作EPを発表


 テクノ界のベテラン、Laurent Garnierが3枚の新作EPを発表した。デジタルリリースとなる本EPは、2018年にScan Xと共同で設立したパリを拠点とするレーベル「Cod3 QR」で制作され、『33T.E.P.S.V. EP01』と名付けられた1枚目は4月22日に「Juno」を通じてリリースされる予定となっている。6月には「Hardwa」から2枚目となる『33T.E.P.S.V. EP02』のリリースが決まっており、7月下旬には3枚目となる『33T.E.P.S.V. EP03』がリリースされる。

引用元


④「NoSleepFestival」がNina Kraviz、DVS1、DJ Boneらが登壇するカンファレスを追加


 4月8日、9日に開催されたEXITが主催するフェスティバル「NoSleepFestival」にて、Nina Kraviz、Stephan Bodzin、Sébastien Léger、Agent Of Time、DJ Tennis、DVS1、DJ Boneが登壇する「No Sleep conference」が追加されている。「ベスト・ニュー・ヨーロピアン・フェスティバル」の称号を獲得した記念の一環として追加されたこのカンファレンスでは、NFT、cancel culture、若者のメンタルヘルス、現代音楽の新しい傾向、COVID後の経験、2022年の音楽産業全体への期待など、音楽産業に関わる今最もホットなトピックに加え、専門の音楽ワークショップが行われた。

公式サイト
https://www.nosleepfestival.com/konferencija/


⑤KitKatClubを描いたドキュメンタリー映画が2023年に公開予定


 ベルリンで愛される、セックス・ポジティブなクラブKitKatの物語を描いたドキュメンタリー映画KitKatClub - Das Leben ist ein Zirkus(KitKatClub - Life Is A Circus)』が現在制作されている。「伝説的なベルリンのクラブとその創設者の物語で、彼の人生は快楽主義的ライフスタイルの光と影の側面と切り離せないように織り込まれています」とあらすじには書かれており、物語はセックス・ポジティブな会場とその観客、そしてオーナーのKirsten Krügerに焦点を当ているそうだ。監督はKitKatの常連でもあるPhilipp Fusseneggerがつとめ、クラブが閉鎖されたパンデミックの期間中に撮影が行われた。本作は10万ユーロの資金提供を受け、2023年に公開を予定している。

引用元