NEWS
バナーバナー

Weekly World News:世界のニュースまとめ(2022/7/4-7/10)

 

 クラベリアがアーティストやフェスティバル、クラブ事情など音楽についての最新情報から、ガジェットやNFTまで世界の気になるニュースを厳選してお届け。毎週月曜日更新。今週のピックアップニュースは以下。

①Jeff Millsが最新作『The Paradox: Live at Montreux Jazz Festival』をリリース
②DHLのポリシー変更に伴い、ドイツからのvinyl輸送コストが上昇
③11の女性DJコレクティブが、ジェンダーに基づく暴力と構造的性差別を非難する声明に署名
④米国でストリーミング使用料率の引き上げが決定
⑤ナイトクラブのトイレでできた友達と再会できるアプリが登場

 

①Jeff Millsが最新作『The Paradox: Live at Montreux Jazz Festival』をリリース

 Jeff MillsがキーボーディストのJean-Phi Daryと共同で制作した最新作『The Paradox: Live at Montreux Jazz Festival』をリリースした。過去に立ち返り、創造的で驚くような未来に向かって突き進んでいきたいという思いから制作が始まった作品となっており、テクノとエレクトロニック・ダンス・ミュージックを新たなレベルに引き上げる、エキサイティングで画期的な音楽旅行を体験することができる。

詳細はこちら

https://www.axisrecords.com/product/the-paradox-live-at-montreux-jazz-festival/


②DHLのポリシー変更に伴い、ドイツからのvinyl輸送コストが上昇


 7月1日より、ドイツにおけるDHLの国際パッケージングポリシーの変更が行われ、最も安い国際宅配便のサイズが横35cmから25cmに変わったため、12インチレコードが入らなくなった。出品者は「Päckchen M Welt」と呼ばれる一つ上のサイズを利用する他なく、場合によって3倍の価格になることもある。7月1日以前は、ドイツからイギリスまで、1枚か2枚のレコードが入った500グラムの荷物が、追跡なしで4.40ユーロだったが、現在では13.49ユーロまで価格が上昇。ヨーロッパ以外の国にレコードを送る場合はさらに値上げされ、17.99ユーロになるケースもある。

引用元


③11の女性DJコレクティブが、ジェンダーに基づく暴力と構造的性差別を非難する声明に署名


 ブラジル、アルゼンチン、メキシコ、その他の国々のレコードを愛する11の女性DJコレクティブが、音楽シーンとそれ以外におけるジェンダーに基づく暴力と構造的な性差別を非難する声明に署名をした。ラテンアメリカを拠点とするコレクティブMaria Deliriumは「私たちは自分たちのスペースで安全に過ごす権利があります。だからこそ、自分たちのために、自分たちのダンスフロアに安全な空間を作ることがとても重要だと気づいてきました。ダンスフロアは安全な空間であるべきで、女性が完全な安全性と自由を感じ、いかなる嫌がらせも受けないようにするべきだと信じています。」と語っている。

引用元


④米国でストリーミング使用料率の引き上げが決定


 米国著作権使用料委員会(CRB)は、ミュージシャンとパブリッシュに対して、2018年から2022年までのストリーミングサービスのロイヤリティを支払うために、ロイヤリティを15.1%に設定した。ストリーミングのビジネスモデルは、アーティスト、作家、出版社にとって不十分であると長い間批判されてきた。2020年には米国の団体The United Musicians and Allied Workers Union(UMAW)がアーティストへの支払い増を求めるJustice At Spotifyキャンペーンを開始し、2021年には英国政府が厳しい報告書でストリーミング経済には「完全なリセット」が必要だと指摘している

引用元


⑤ナイトクラブのトイレでできた友達と再会できるアプリが登場


 「Dusk」の開発チームによる全く新しいサービス「Bathroom BFFS」は、長い間会っていなかったトイレ仲間との話や写真を投稿することで、トイレ仲間に再会できることを期待している。Duskが共有した18歳〜45歳の英国人2,000人を対象とした調査によると、59%の人がクラブやパブ、バーのトイレで恋愛情報を話したことがあり、このうち5人に1人がトイレ仲間のアドバイスで交際を解消したり、新しい交際を始めたりしたことがあるそうだ。

引用元