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Weekly World News:世界のニュースまとめ(2023/3/18-2023/3/24)

クラベリアがアーティストやフェスティバル、クラブ事情など音楽についての最新情報から、ガジェットやNFTまで世界の気になるニュースを厳選してお届け。毎週月曜日更新。今週のピックアップニュースは以下。

①Eris Drewがレーベル「Ecstatic Editions」立ち上げ&第一弾リリース決定
②「MUTEK Montréal」、第一弾のラインナップを発表
③デトロイトのレジェンド、Delano Smithのがん治療のためのクラウドファンディングがスタート
④世界最先端の空間音響システム「4DSOUND」、4月にロンドンで初披露
⑤Chompi Club、新しいテープ・ミュージック・インストゥルメントを発表

 

①Eris Drewがレーベル「Ecstatic Editions」立ち上げ&第一弾リリース決定


Eris Drewがレーベル「Ecstatic Editions」を立ち上げた。同レーベルは、特別仕様のヴァイナル、アーカイブ・リリース、カセットテープに焦点を当てており、レコード業界の現状や製造スケジュールの遅れに不満を抱いた彼女が、お気に入りのプロデューサーの音楽をより多く収録するために、自身のプロジェクトを立ち上げることを決めたという。5月5日に発売が決定した第一弾のリリースは、トロントを拠点とするCielの2枚組LP。これまでヴァイナルで発売されていなかった彼女の2020年のEP『Trojan Horse』、D. Tiffanyとのコラボレーション・プロジェクト、Off The MedsやCuusheなどのリミックスからの楽曲を収録している。


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②「MUTEK Montréal」、第一弾のラインナップを発表

8月22日から27日にかけて、カナダ・モントリオールで開催される「MUTEK Montréal」の第一弾ラインナップが発表された。発表されたラインナップには、Animistic Beliefs、dBridge、Hatis Noit、Deena Abdelwahed、SKY H1 & Mika Oki、Nick León、Eris Drew & Jeisson Drenth、µ-Ziq & ID:Moraらのライブが行われる予定となっている。本フェスティバルには、100名以上のサウンド&ビジュアルアーティストが予定しており、フェスティバルの前の週末には、MUTEKは国際的なメディアプラットフォームであるINSCAPEとUsine Cと提携し、「INSCAPE」を開催することが決まっている。

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③デトロイトのレジェンド、Delano Smithのがん治療のためのクラウドファンディングがスタート

2022年にめったにない癌と診断されたデトロイトの伝説的DJ、Delano Smithの治療を支援するためのクラウドファンディングが開始された。このクラウドファンディングは、彼の友人や家族によって立ち上げられ、保険でカバーされない医療費のために、25万ドルの資金を集めることを目的としている。集められた資金は、Delano Smithが現在服用しているすべての薬と、実験的な治療法、症状のための専門家の支援に充てられますが、その査定だけでも数千ドルかかるという。クラウドファンディングのページには、「Delano Smithと彼の家族、友人、そしてこの資金調達のために集まった同僚は、これを読んでくれたことに感謝し、この非常に困難な時期に寛大な心を持ってくれたことに感謝します。どんな金額でも大いに結構です」と、書かれている。

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④世界最先端の空間音響システム「4DSOUND」、4月にロンドンで初披露

世界最先端の空間オーディオサウンドシステムが、来月ロンドンでデビューすることが決定した。4月21日から5月20日までの1ヶ月間、新しい会場であるStone Nesでライブプログラムを行なうことが決まっており、Kali Malone、Max Cooper and Llyr、Oren Ambarchi、Grand River、Andrea Belfi、NikNakなどのミュージシャンや作曲家による体験型ライブのほか、Diffusionイベントシリーズでは、Suzanne Ciani, Zoë McPherson, Thomas Ankersmit, Bendik Giskeなどのサウンドシステムから作曲された限定楽曲を紹介する。また、プログラムの最後には、英国を拠点とする作曲家、プロデューサー、アーティストを招き、この唯一無二のシステムを使用したオープンコールワークショップが開催される予定だ。

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⑤Chompi Club、新しいテープ・ミュージック・インストゥルメントを発表

米国のスタートアップChompi Clubが、新しいクロマチック・サンプラーとテープ・ミュージック・インストゥルメントを公開した。このインストゥルメントは、最大7つのサウンドを同時に再生でき、サンプルを保存し呼び出すための14のスロットを備えている。さらに、ステレオテープルーピングエンジンは、その場で簡単に音を掠め取ってループさせることができるように設計されており、1つのノブでスクラブ、再生スピード、方向をコントロールすることが可能。USB-C接続、2つのフィルター、テープサチュレーション、グラニュラーディレイを搭載している。Chompi Clubによると、このシンセのUXにはイースターエッグが含まれており、遊びながら実験することもできるそうだ。Chompi Clubは、約10年にわたりモジュラーシンセの教育クラスを運営してきたChelseaとTobias Hendricksonによって設立され、新しいサンプラーの収益の5%は、教育プロジェクトや恵まれないコミュニティへの楽器の寄付などに使われる予定となっている。


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