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Weekly World News:世界のニュースまとめ(2023/4/17-2023/4/22)

クラベリアがアーティストやフェスティバル、クラブ事情など音楽についての最新情報から、ガジェットやNFTまで世界の気になるニュースを厳選してお届け。毎週月曜日更新。今週のピックアップニュースは以下。

①ミュージシャンの6割がAIを使って音楽制作をしていることが明らかに
②Ellen AllienがAsh CodeとコラボレーションしたEP『Dance And Kill』リリース発表
③Manila Community Radio、Boiler Roomでフィリピンダンスミュージック”Budots”に焦点を当てたショーケース開催
④英国でカセット販売数が10年連続の増加
⑤「Coachella」が夜間の外出禁止令違反で11万7,000ドルの罰金


①ミュージシャンの6割がAIを使って音楽制作をしていることが明らかに


音楽配信会社Ditto Musicが発表した最新の調査によると、60%のミュージシャンがすでにAIを使用して音楽制作を行っていることがわかった。1,200人以上のDitto Musicユーザーを対象としたこの調査では、77%がアルバムのアートワーク作成、66%が音楽のミキシングとマスタリング、62%が音楽制作にAIを使用し、全体で59.5%がAIツールを利用していると回答。Ditto MusicのCEOであるLee Parsonsは、“これほど多くのミュージシャンがテクノロジーの進化を受け入れ、クリエイティブな補助としてAIを活用しているのを見ると、勇気づけられます”と述べている。実験的な音楽フェスティバル「Unsound」では、今年初めて、キュレーションチームに「Artificially Intelligent Artistic Director」(AIAD)を起用する予定だ。

引用元


②Ellen AllienがAsh CodeとコラボレーションしたEP『Dance And Kill』リリース発表


Ellen Allienがイタリアのシンセ・ウェーブ・バンドAsh Codeとコラボレーションした3曲入のEP『Dance And Kill』を6月30日にリリースすることを発表した。同EPでEllen AllienとAsh Codeは、Cold waveとTechnoを融合させ、2つのジャンルが交わる共通点を見出した。発表と合わせてリリースされたオープニング・トラックの 「Dance and Kill 」では、2つの異なるサウンドが互いに衝突し増幅しながら、リスナーを音の渦の奥へと引き込んでいく楽曲に仕上がっている。


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③Manila Community Radio、Boiler Roomでフィリピンダンスミュージック”Budots”に焦点を当てたショーケース開催


Manila Community Radioは、Boiler Roomの助成金制度「Broadcast Lab Grant」を獲得し、新興ミュージシャンやDJを紹介するショーケースを4月29日に開催する。「Broadcast Lab Grant」はアンダーグラウンドなシーン、コミュニティ、アーティストに資金援助を行い、新しいオーディエンスをもたらすことを目的としている。今回のショーケースではフィリピンダンスミュージック”Budots”に焦点を当て、Teya Logos、Libya Montes、Showtime Official Club、Hideki Ito、T33G33、obese.dogma777、Pikunin、そしてBudotsのパイオニアDJ Loveが出演を予定している。

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④英国でカセット販売数が10年連続の増加


英国の世界的なレコードレーベルや音楽会社を代表するBIPが解析した2022年のデータによると、英国ではカセットの売上が10年連続で増加傾向にあることが明らかになった。Arctic Monkeys、Florence + The Machine、Harry Stylesなどのアーティストが昨年、英国のカセットテープの売上を約20年ぶりの高い水準に引き上げている。 カセットの売上は、2022年には前年比5.2%増の195,000枚となり、レコードの売り上げ前年比19%よりも低い水準となっているが、いくつかの新譜の売上構成において、カセットテープが重要な役割を果たすようになってきており、週間公式アルバム・チャートで1位を獲得したアルバムのチャート売上高の10%以上をカセットテープが占めたことが10回あったそうだ。

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⑤「Coachella」が夜間の外出禁止令違反で11万7,000ドルの罰金


二週にわたり開催されているアメリカ最大規模の音楽フェスティバル「Coachella」が、第1週の週末に、夜間外出禁止令を破ったとしてインディオ市に117,000ドルの罰金が科せられた。2013年に「Coachella」はインディオ市と日曜日には23時、金曜日と土曜日には24時と取り決めた門限規則に合意しており、この門限を5分過ぎると罰金は20,000ドル、それ以降、1分ごとに1,000ドルの罰金が加算されることになっている。「Coachella」第一週目の最終日ヘッドライナーであったFrank Oceanは、1時間遅れでステージに上がり、その結果、時間をオーバー。門限規則によって早めにショーを終了したことで話題となっている。

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