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Weekly World News:世界のニュースまとめ(2023/11/20-2023/11/24)

 クラベリアがアーティストやフェスティバル、クラブ事情など音楽についての最新情報から、ガジェットやNFTまで世界の気になるニュースを厳選してお届け。毎週月曜日更新。今週のピックアップニュースは以下。

①4,000人以上のミュージシャンがガザ停戦を求める書簡に署名

②Berghain、52時間にわたるジルベスターのラインナップ発表
③ホーチミン市のクラブ「The Observatory」アニバーサリーパーティー開催
④YouTube、音楽生成AIツール「Dream Track」を発表
⑤Spotify、ウルグアイからの撤退を発表

 

①4,000人以上のミュージシャンがガザ停戦を求める書簡に署名



『Musicians For Palestine』によって立ち上げられた“ガザ地区の停戦と人道援助、包囲の終結を求める″公開書簡に約4,000人のアーティストが署名した。この書簡には、Brian Eno、DJ Q、rRoxymore、The Blessed Madonna、Ben UFO、Shanti Celeste、Kode9、Loraine James、Lee Gamble、Kid Cudi、Primal Scream、Yusuf Cat Stevens、Kali Uchis、Lucyらが名を連ねている。公開書簡には、「全ての人のための公正で平和な未来という私たちのビジョンは、最も緊急を要する課題でなければなりません。私たちは、そのビジョンを共有するすべての人々が、私たちに加わることを強く求めます」と書かれており、南アフリカのアパルトヘイト撤廃に貢献した『Artists Against Apartheid』からインスピレーションを得ていると付け加えている。

引用基


②Berghain、52時間にわたるジルベスターのラインナップ発表


Berghainが、52時間に及ぶ年越しイベント「Silvester Klubnacht」の詳細を発表した。12月30日(土)午後11時59分〜2024年1月2日(火)まで開催される同イベントは、Berghain、Panorama bar、XXX Floor、Elektroakustischer Salonの4つのフロアにわたり開催される。ラインナップには、Norman Nodge、JakoJako、Efdemin、Steffi、The Lady Machine、Fadi Mohem、Answer Code Request、Josey Rebelleのほか、Avalon Emerson、Gabrielle Kwarteng、Etapp Kyle、Octo Octa、Yen Sung、PARAMIDA、Bashkkaらなどが出演する予定となっている。

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③ホーチミン市のクラブ「The Observatory」アニバーサリーパーティー開催



ベトナム・ホーチミン市のナイトクラブ 「るThe Observatory」が今年で10周年を迎え、1ヶ月にわたって周年イベントを開催。11月から12月にかけて、ベトナム、タイ、台湾、日本、ドイツより招聘したクルーが、それぞれ一夜限りのイベントを担当するという。来月は、Dee Diggs、San Sodaなどに加えて、Peter Van HoesenとWata Igarashiがハイブリッド・ショーを行うほか、東京拠点のコレクティブ「Liminal Dreams」とホーチミンのアンビエント・パーティー「Nurture」がサンデー・パーティーを開催する。

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④YouTube、音楽生成AIツール「Dream Track」を発表



YouTubeは、Google DeepMindと共同で開発したAIの新機能「Dream Track for Shorts」を発表した。このプラットフォームでは、ユーザーがJohn Legend、Charlie Puth、Sia、Charli XCX、Demi Legato、T-Painなどの有名アーティストのAIボイスクローンを使用して、音楽を作成することができる。そのアーティストが作ったかのような音楽を最大30秒まで作成し、作った音楽はショート動画のBGMとして利用することが可能。ユーザーは音楽のスタイルや歌詞のテーマをテキストベースのプロンプトで指定し、アーティストを選択するだけで、音楽を作成することができるそうだ。

引用基


⑤Spotify、ウルグアイからの撤退を発表



Spotifyはウルグアイで「楽曲制作者への報酬分配を求める法案」が可決されたことを受けて、ウルグアイでのサービス終了を発表。この法が可決されたことにより、音楽使用に対して事実上2倍以上の支払いが発生するという。撤退について、Spotifyの広報担当者は「すでに収益金の70%近くを、音楽の権利を持っているレコード会社や出版社に支払い、アーティストや作詞作曲家に報酬を支払っている。追加的な支払いは、我々のビジネスを成り立たなくする」と述べており、2024年1月1日からウルグアイでのサービス提供を段階的に停止する予定だ。

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