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今週末開催「EDEN」特集!出演者が語るフェスティバルの魅力とお気に入りの楽曲

 いよいよ開催が今週末に迫ったLDGが主催する野外テクノフェスティバル「EDEN」。群馬県川場村の川場スキー場で開催される同フェスティバルには、世界初のコラボライブを含む、総勢12組のアーティストが出演する予定だ。

 今回の特集では、出演者が「EDEN」でプレイするであろうトラックや、お気に入りの楽曲をアーティストのコメント付きでご紹介。さらに後半では、Compuma、DJ YAZI、Kuniyuki、Tobias.の4組に「EDEN」の魅力について話を聞いた。
 

 

Track編


Dorisburg



Aleksi Perälä - FI3AC2140260

DJしている時で一番好きなのは、選んだサウンドトラックが、音楽が環境とどのような反応をするかを考えること。EDENでのセットは早朝、日の出が木々の間に差し込んで夜から昼に変わる瞬間、雰囲気と共鳴する楽曲を選ぶことに自然と惹かれた。Aleksi Peräläのトラックはこれを美しく体現している。夜の暗闇の後に再び周囲と繋がり、朝の太陽の温かさを感じ、新しい一日の始まりに新鮮でポジティブなエネルギーを注入するようオーディエンスに優しく促すリマインダーだ。


Chefone - Hondo

宇宙空間のような瞬間の後、Chefoneの力強いリズムがオーディエンスを再び結集するのに最適だと思う。遊び心がありながらも圧倒する感じが好き。繰り返されるシンセラインは皆をフロアに誘う、そして、美しいブレイクダウンで宇宙的な光線が広がり、再び木の葉を通して光り輝く最初の光を思い起こす。このトラックはシリアスかつポジティブな雰囲気をバランスよく保ち、日曜朝に適している。昨年のAniaraリリースの中で私のお気に入りです。



Konduku



Konduku - Hayal (Bitta)


Konduku - Swerve (Delsin)



Tammo Hesselink



Varro - Discovery

2017年にリリースされたVarroのDiscovery、このトラックの雰囲気とポリリズムの組み合わせが大好き!


Obtane & Giorgio Gigli - The Different Perception Of Silence

このトラックは2010年から知っていたが、実際にプレイする機会がありませんでした。EDENは、ついにこの曲をプレイする完璧な機会だと感じている!



Tauceti



Orphx - Aurora

このトラックを選んだ理由は、完全に私の音楽の世界を表していて、このスタイルがEDENにぴったりだと思ったから。ディープ、ノイジー、そして尺が長い、いくつか違うブリッジもある。プレイするのが待ちきれない。


Notzing Zulaw II

これは美しい曲、私は大好きで頻繁に使います。雰囲気がとても素晴らしい。ベースラインは一貫して同じだけど、FXのバリエーションが旅をさせてくれる、それで十分。現在のテクノシーンで見られる大きなドロップやブリッジがないトラックを見つけるのは珍しい。だから私は彼の曲が好き。



Zemog



Cabaret du Ciel - Climatic Variations (Donato Dozzy Rework)

この曲を初めて聴いたときの感動は今でも忘れられない、聴くのを止めれなかった。私の大好きなアーティスト、Donato Dozzyによるマリンバリミックスの完成形だ。このトラックはVinylのみリリースされていて、私はスペシャルな現場で特に野外イベントでかけている、 EDENは間違いなくその瞬間の一つになるだろう。




Kangding Ray - Four Interwined Spirals 

私の親しい友人であるKangding RayがSpazio Disponibileからリリースした新作はとにかく素晴らしい。サイケデリックで折衷的、アルペジオで構成されたこの楽曲はすごくディープな立ち上がりだが、オーディエンスとの繋がりもユニークなレベルに達する事ができるだろう。この曲を日本の山奥でドロップするのが待ちきれない。



悪魔の沼



Dewa Alit & Gamelan Salukat - Likad


沼探り、誘い。(Compuma)



Forest On Stasys - Torre De Alquimia

トランスみたいでトランスでない少しトランスなディープ・テクノ。(Dr.Nishimura)



DJ Plead - El Es

沼にあいます。よく使わせてもらってます。(Awano)



DJ MARIA.



Human Space Machine - Lyf

朝日を迎えた後も決して深すぎず軽すぎない、まさにこのトラックのような途切れないグルーヴを意識したセットをイメージしています。大好きなACID BASS LINEをEDENのサウンドシステムで、大地を踏んでほしいです!


Mordio, Polygonia - Yellow Grass & Black Stone

美しい自然を感じるサウンドスケープ、どんな景色が見れるか楽しみ!


 

DJ YAZI



Human Space Machine - Cycle

夕方に向かう時間帯でのgrooveをキープしたい一曲。


Erik Luebs - Microtonal Phasing 1.3

マイメンErikの新曲を心地よくブレンドしたいなと。
どちらもgroove重視で選んでみました。



DOLTZ


DOLTZ - Delphinium (BItta)


DOLTZ - Komainu (Shurale)


 

Takaaki Itoh



Luigi Tozzi - Atratl

プレイ序盤から徐々にテンションを積み上げていく際にブリッジ的な使い方をします。どこにでも行ける構成を作ることが出来るシンプルな曲です。



Synthxx and Declod - Nuclear Elements 

プレイ中に何度か山場を作るとき重宝している曲です。強力にうねるシンセと硬いドラムで高揚していきます。



YUTA



Reeko - Rooted

この楽曲はEDENで初めてプレイする予定です。BPM85、昨今、自身のスタイルに取り入れたハーフステップですね。EDENでは僕のスロットが土曜の夕暮れなので、じっくり作り込み始めるビギニングに投下していけたらと思ってます。


Tammo Hesselink - Used To Treat

この楽曲もEDENで初めてプレイします。曲の構成がミニマル且つシンプルなんですが、テンションを落とさずビルドアップさせていく流れの中で~そんなイメージです。中盤からビートが4×3に変わるのもポイント。



 

Interview編


Compuma


①EDENの魅力

Liquid Drop Groove主宰YUTAさんならではのテクノ・エクスペリメンタル、エレクトニック・サウンズ・フューチャー最前線への眼差しと提案、野外ならではの解放感と自然との共存、祝祭、ローカリズム、美学、精神性、人柄も伝わる素敵野外フェス。

②メンバーが揃い悪魔の沼として復活初となる野外、オープニングについて by Compuma

昨年5月以降DJ活動を休止していたDr.Nishimura復帰後初となる野外フェスへの悪魔の沼としてEDEN 2024への出演。とても光栄に思います。あのロケーションあのDJブースで再びプレイできることを楽しみにしております。ワクワクに3沼人でオープニング沼探りトライさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。


DJ YAZI

①EDENの魅力

野外パーティの経験値が高い集団が運営をしているからこそ、ステージ上でのホスピタリティが素晴らしく、DJに集中できる安心感がある。例えば、寒ければストーブ、暑ければ扇風機、手元を照らす灯り、全てが行き届いていて裏方のレベルが逸脱しているLDGチーム。そして、集うお客さんがコア、テクノを追っている。ラインナップにもエッジが効いているし、世界の最前線を体現していて、モダンテクノの真髄と言えるEDENを体感してほしい。主宰のYUTAも私と同じで違う畑から来た、これが如何に簡単ではない事柄であろうか。そのチャレンジングな姿勢と、見えない部分も妥協しない点に、共感と感銘を受けている。LDGで私のプレイが覚醒するのは、アーティストとオーガナイザーの関係値も左右しているのである。

②クロージングについて

非常に心地良い緊張感を維持できている。責任感という言葉にも置き換えられるだろう、まさに新たなモノを生み出す前兆だ。皆んなが持つ私のイメージは夜だと思うが、最後まで疲れずに走り切れるよう包み込むプレイを。そんなクロージングセットを表現したいのだが、これは感覚的に言うとLive Setに近い、私がHip Hop時代に覚えたあの衝撃。「予想が付かない」この難しさに燃えている。LDGはアーティストへのオファーが明確だ。主宰のビジョン、意向が徹底されていて、そして全員にアップデートを求めている、やり甲斐という言葉がハマる現場である。最後までフロアに立ち尽くし、私の音に吸い込まれてほしい。


Kuniyuki


①EDENの魅力

川場スキー場の素晴らしい環境の中、パーティーの流れやコンセプトがリスナー、ダンサーに届けられるように配慮され、楽しみの中に新しい形を皆で体感出来るのがEDEN の魅力だと思います。

②コラボライブについて

2022年のEDENで同じ日に僕はオープニング、そしてTobiasがクロージングと言う流れ、今でも鮮明に記憶の中にあります。今回私達は初めてのコラボライブとなりますが、EDENだからこそ出来る試みやグルーヴをしっかりとTobiasと刻んでいきたいと思います。

 

Tobias.



このKuniyukiとのコラボレーションからは、未来的なビートで作り上げられる構造の共生が期待され、間違いなくオーディエンスに響くだろう。今まで一緒に演奏したことはないが、このアイデアを提案したYUTAの直感を信じ、再びEDENに参加できる事を心待ちにしている。


◼️「EDEN 2024」

6月29(土)〜6月30(日)
START16:00 /END 17:00
川場スキー場 Kawaba Ski Resort

Ticket
【Phase 2】 5/16-6/28 ¥15000
【Sunday】 ¥10000 ※6/30 AM9:00より入場可能
【U-23】 ¥10000
【Auto Camp】 ¥3000
【VIP Camp】 ¥5000

■Lineup
(A to Z)
DJ MARIA.
DJ YAZI
DOLTZ -Live-
Dorisburg
Konduku
Takaaki Itoh
Tammo Hesselink
Tauceti
Tobias. and Kuniyuki - Collaborate Live -
YUTA
Zemog
悪魔の沼(Akuma no numa)

■Sound
d&b audiotechnik by SOL 
STAGING OKINAWA

■Space Design
Samaya Design 
KUKAN

■Lighting
IDEALSOLUTION 
VJ KOTA 
SENCE OF WONDER


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Liquid Drop Groove Instagram
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