Julietta(Harry Klein Records)
90年代初頭、Juliettaはハウス・パーティーと出会い、MoodymannとMaurizioの2人のプロデューサーに強烈に魅了され、その才能を開花させる。当時はDJへの野心などは持っていなかった彼女だが、シカゴ・ハウスとデトロイト・テクノのレコードを探し求め、レコード・ショップを回り始めるようになる。南ドイツ初のエレクトロニック・ミュージックのラジオ番組を手掛けた後、90年代末期にはミュンヘンの伝説的なクラブUltraschallにて初めてのギグを行い、そのままレジデントDJのオファーを受けることになった。
当初、彼女はミュンヘンのクラブ・シーンで活動していたが、数年で彼女のプレイは既にドイツの国境を越えて話題となっていく。
Panoramabar (Berlin)、Robert Johnson (Frankfurt)、Rex (Paris)、Fabric (London)、Colors Studio (Tokyo)、Arma17 (Moscow)、Flex (Vienna)、Club 11 (Amsterdam)、Bar13 (New York)、Cocoliche (Buenos Aires)、Cocoon (Frankfurt)などの有名クラブやLove Parade、Sonnemondsterneといったフェスティバルに出演し、すばらしい評価を得ている。
また同時に、2007年には年間のギグが100本を超え、ミュンヘンの名門クラブHarry Kleinのレジデントを始め、多くのヨーロッパの有名クラブでレジデントを獲得していった。
2009年、彼女はHarry KleinのレジデントDJ達と共にレーベルHarry Klein Recordsを立ち上げ、2010年にファースト・シングルをリリース。そして、遂に彼女自身のフェイヴァリット・レーベルでもある、Sushitechからニュー・プロジェクトを発表する。
ダンス・フロアに適したレコードを選別する感覚に優れたJulietta。
新旧を織り交ぜたハウスとテクノを自在にミックスし、最後のレコードまでクラウドを惹き付けるセットを組み立てる力を持ったDJである。
[Clubberia Podcast Q&A]
※先日来日前に収録したインタビューになります。
―のライブの収録場所を教えてください。
ドイツ、ミュンヘンにアル自分の自宅のリビングルームで先週録音しました。
―このライブのとき、コンセプトは何かありましたか?もしくはライブ時に常に心がけていることなどあれば教えてください。
正直、私はいつもミックスをとる前にはしっかりしたコンセプトを考えるて、多くの場合、は自分が納得がいくまで一つのミックスに何週間も準備に時間を費やすときさえある。世界中のWebsiteにはとてもたくさんのPodcastが聞けるところがあって、ただ単にミックスを作るような感じはしないようにしている。私はミックスのなかに流れるストーリーをかたるように心がけているし、何か特別なことをするようにしてういる。それを感じ取ってもらえればうれしいけど...
―会場ではどの曲が一番盛り上がりましたか?また、ご自身で気に入っているポイントはどちらでしょうか。
最後から三番目の突然スピードが半分くらいになって、ストリップダウンして漂うようなダブに変わっていくパートが気にっているわ。
この手のミュージックはクラブではなかなかプレイできないから。
―使用した機材を教えてください。
Technicsのターンテーブル2台とAllen & Heathのミクサー、そしてTraktor。
―近況と最近の活動について教えてください。
アメリカ、西海岸でのツアーを終えてミュンヘンに戻ってきたところです。ロサンゼルスとサンフランシスコの2つのギグはすごくラブリーな感じだったわ。そして一晩寝てから、日本へ向かいます。東京でプレイすることがどれだけ楽しみかは口では言い表せない、それくらい楽しみなの。私は東京が大好きで、今回は幸運なことに数日間、滞在できるから、きっとおいしいものやショッピングが楽しめると思う。
─今後の活動予定を教えてください。
Harry Klein Recordsの新しいリリースがもうすぐといったところ。DJ W!ld & Sephの2人のそれぞれの楽曲からなるEP。2012年の2/3月にはYossi Amoyalと私のコンピレーションがSushitechからようやくリリースされる予定です。これはすべて終わらせるのに2年近くを費やしたの。けどついにリリースができるまできたって感じです。こうご期待!