VINCENT LEMIEUX (MUTEK/Musique Risquee)
カナダ、モントリオールのダンスミュージックシーンを長年に渡り支えてきたDJ。
同郷のAkufenと共にレーベルMusique Risqueeを運営し、カナダ最大のフェスティバルMutekにもキュレーターとして携わる。00年よりレコードショップのバイヤーとして働き始め、ミニマルハウス/テクノをモントリオールに広める役を担い03年には自身のレコードショップHub_musiquesをオープン、文字通り地元モントリオールのシーンの中心となる。
そうした活動もあり世界各地のアーティスト/クラバーから知られるようになったVincentはDJとしてのキャリアを着々と積んでゆき、今ではカナダ最大のエレクトロニックフェスティバル「MUTEK」の主宰している。
ディープなトラックから歌物まで、幅広くチョイスされたレコードバックから繰り広げられる夜に世界中のフリークスのハートは今夜も打ち抜き続けられている。
そしてPerlonのボスZipが主催する「Get Perlonized」at Panorama Barに幾度も出演している。
<Interview>
-このDJミックスはどこで録音したものですか?
このセットは僕が15年間くらいDJをしているモントリオールにある「Bily Kun」で今年の9月に録音しました。
-使用機材を教えて下さい。
テクニックスのターンテーブルとAllen & HeathのXONE92です。
-このミックスのコンセプトがあれば教えて下さい。
これというコンセプトは無いよ。レコーディングしたバーは何年にもわたってたくさんのDJたちがプレイしてきたんだ。Mike Shannon, AkufenやDeadbeatはレギュラーイベントもやっている。ただ音響は完璧ではないしダンスフロアーもないんだよ。それでもたまに踊っている人もいるけどね。でも自分なりにいいサウンドになるようにプレイした5時間のうちの1時間を収録したんだ。
-最近の活動を教えて下さい。
14年間「MUTEK」の主宰を務めてきたから、今は次回の15周年に向けて動いているところだよ。それと同時進行で自分個人のと、友達と共同制作しているプロジェクトに取り組んでいる。まだ友達とのユニットは名前すら無いけど音楽はすごくいい感じだよ。
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