Tom Trago (Rush Hour)
ヨーロッパを中心にいま最も注目を浴びている次世代のディープ/テックハウサー「トム・トラゴ」。両親のレコードコレクションに影響を受けわずか15才で音楽に人生を捧げることを誓った彼は、ソウル、ジャズ、ラテン、アフロビート、エクスペリメンタル・ヒップホップ、ブロークンビーツなどを通過してハウスミュージックへ傾倒。2006年に、地元アムステルダムの名門「Rush Hour」から1stシングル”Live With The BBQ”をリリースする頃には、彼のトレードマークともいえるジャンルをブレンドした独特のスタイルを確立。その後、デトロイト系テクノやシカゴ系ハウスから、ジャジービートダウン、シンセファンク、ディスコ、ディープ/テックハウスなど、クロスオーヴァーな傑作を連発。今や「Rush Hour」の看板アーティストとして、イビサ、ロンドン、ニューヨークなど世界中をツアーで回っている。
<track list>
Jam City - 500 years
Jordan - Crybaby
Tony G - Simple Dreams (Young Marco remix)
Overlast - Alive
Spaventi Dazzurro - Lonely (Crunchy Club mix)
Cosmic Blacksmith - Tom Trago
Je Davu - I'm Back
Jamie 3.26 & Cratebug - Hit n Quit it
Awanto 3 - My heater needs a proper drink
Fourtet - For these times
Maxi Mill - Lost & Found
Interstellar Funk - House Train
Arttu - Ufo Funkin
Eclipse - Monoloc
Vedomir - Musical Suprematism (Marcel Dettman Remix)
James Blake - Retrograde
-このミックスはどちらで収録したものになりますか?
いつもはスタジオやツアー中にいろいろな場所でレコーディングしたりするんだけど、前回のアルバムリリースツアーの高揚感が続いていてアムステルダムの自宅でレコーディングしたんだ。
-機材は何を使用しましたか?
テクニックスのターンテーブルにAllen & HeathのXONE92のDJミキサーとMacとMOTUのサウンドカード。
あとはシャンパンだよ(笑)
-このミックスのコンセプトを教えてください。
今年はいろいろないいイベントに参加できて、たくさんの人に出会った素晴らしい年だったんだ。そんな年も終わりに近づいてきた時に、今感じているこの気分をミックスに落とし込みたいと思ったんだよ。このミックスは2013年にリリースされた曲だけを使ったんだ。今年は僕の近しい友達がみんないい曲を作ったからね。
-最近はどういった活動をされていますか?
今はリミックス作業をしてる。今ちょうどRoisin Murphyをフィーチャーした曲と、〈20/20 vision〉レーベルからリリースされる曲が終わったところだよ。あと〈Saved Records〉からリリースされるMark and Nick Fanciulliの曲も。あとはサイドプロジェクトでやってる〈Night Slugs〉レーベルのBok Bok とのレコーディングも終わってもうすぐ新作の12インチが3枚リリースされるから注目しておいて。今年は僕のレーベル〈Voyage Direct〉でたくさんのオランダ人のプロデューサーと仕事をしてとても新鮮だった。すでに同じメンツで来年のリリースを計画しているくらい素晴らしいチームで誇りに思うよ。
1月10日(金)にはその東京公演がAIRであるから楽しみにしてて!