Alex Smoke(Hum+Haw,Vakant,Soma)
02年、S.U.D.からのリリースでデビュー以降、常に斬新なエレクトロニックサウンド を送り出してきたAlex Smoke。名門Soma Recordsよりリリースした2枚のアルバム"Incommunicado"と"Paradolia"で注目を集め、瞬く間にトッププロデューサーへの階段を駆け上がって来た気鋭のアーティストであり、代表曲"Chicca Wappa"や自身のヴォーカルを収録した"Don't See The Point"など、既存のジャンルのくくられることのない独創的な世界観を創り出している。音楽の先生である母親の影響により、幼少からトレーニングを続けてきたクラシック音楽をバックグラウンドに、Basic ChannelやModel 500といったtechno、さらに はchicago house、hip hopといった多様なダンスミュージックを吸収してきたAlexのサウンドは、精巧さと大胆さが同居した独自のスタイルに仕上がっている。リミキサーとしてもオファーが絶えず、これまでにSteve Reich、Depeche Mode、Mylo、Funk D'Void、Jay Hazeといった多様なアーティストの作品のリミックスを手掛けている。 2010年上旬にリリース予定の待望のニューアルバムLuxから先行でリリースされた” EP of Infinite Affliction”(Hum+Haw)では、深みを増したサウンドを展開し、アー ティストとしての更なる進化を見せ付けている。そんなAlexのプロデューサー/リミキサーとしての才能の奥深さ、幅広さを存分に体感できるライブセットは世界中から評価され、多くの人々をトリコにしてきている。
【インタビュー】
ーこのミックスの録音環境や、使用機材について教えてください。
Logicをメインのシーケンサーに使っているよ。あとFXPansion, SoundToys, GPM, UAD、Max, CapybaraのKymaとか。シンセにはElektronとMonomachineNord G2を使っている。
—近況と最近の活動について教えてください。
スコットランドの合奏団のたまに楽譜を作ったりしていた。
─今後の活動予定を教えてください。
『Faust』(※ドイツ人監督f.w.murnau氏による1926年に製作された映画)のリバイバル版の映画音楽を手がけている。夏の終わりには完成する予定だよ。Hum+Hawからサードアルバム『Lux』を出したけど、)今また新しいアルバムを作ったりしている。トラックは全部完成しているけれども、どんなレーベルからリリースされるかとかの方向性がまだ決まってないんだ。それが決まるまで、完成したとはいえないかな。
※『Lux』
自分が経営するレーベルHum+Hawからのサードアルバム
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3778088
http://www.whatpeopleplay.com/albumdetails/null/id/20639