土曜日の夕方から開催されたこのリリースパーティーには、今日の主役であるDJ Fumiyaはもちろん、RYO-ZやヤケノハラなどがDJで出演していた。何かサプライズ的なものはあるだろうなと思っていたが、PESのライブがDJ FumiyaのDJプレイの前に行われより一層の盛り上がりを見せた。
DJ Fumiyaにバトンが渡ると、アルバム収録曲のインスト曲「ENERGY FORCE」から静かにスタートし、「JYANAI？ feat.鎮座DOPENESS」で一気に会場のテンションを上げる。そしてDuck Sauceなどマッシュアップ系のテンションの高いトラックをプレイし盛り上げていく。途中で、BAKUBAKU DOKINが登場してアルバム収録曲の「HOTCAKE SAMBA」を歌ったり、RYO-ZがMCでDJ FUMIYAをサポートしたり、TOWA TEIまでもブースに登場する豪華な演出が続く。そしてもっとも大きなサプライズRIP SLYMEのメンバーが全員ブースに集まりライブがスタートした。彼らの代表曲である「楽園ベイベー」「Good Times」を披露して、この日1番の盛り上がりをみせた。
パーティーも終了してもなかなか帰ろうとしないファンに向けて、DJ Fumiyaのルーツである90年代のヒップホップを象徴するA Tribe Called Quest「Elextric Relaxation」、The Pharcyde「Runnin'」をプレイして、優しく終わりを迎えていった。
DJ Fumiyaは、現在もリリースツアーの真っ只中だ。このアルバムのようにピースフルでユニークで暖かいDJプレイを全国のフロアへ届けてくれることだろう。
Text : yanma (clubberia)
