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Red Bull Thre3Style Japan 九州予選

激闘の中・四国予選の翌日6月9日(日)、場所は福岡へ移り九州予選。今年は初の会場となるCLUB CAT'Sにて開催された。
 

■Red Bull Thre3style hokkaido オフィシャルページ
http://p.tl/naRN
 
 
激闘の中・四国予選の翌日6月9日(日)、場所は福岡へ移り九州予選。今年は初の会場となるCLUB CAT'Sにて開催された。
今回九州予選にエントリーしたDJは8名。DJ Bitter Sweet,DJ TOMOTAKA,DJ MAMANO,DJ HATTAN,DJ BoZu,DJ K,DJ YOSSY,DJ WODDY。審査員には地元福岡からDJ ODA,そして関東,関西,中・四国予選から引き続き「Red Bull Thre3Style Japan 2010」のチャンピオンDJ IKUと11年、12年度チャンピオンの8 MANの3名が中四国予選の審査を務めた。福岡では言わずと知れたDJ BABYBOSS、DJ SPAIKEが開始直前までのフロアを温めた最高の状態でパフォーマンスは開始された。
 
 


1番手を務めたのは北九州出身のDJ Bitter Sweet。「みなさんこんにちわ」とコミカルな声ネタからトップバッターとして掴みやすいフレーズからスタート。ヒップホップクラシックをクイックに選曲し後半Showtek&Noise ControllersのGet LooseやZeddのClarityなどEDMで山を作り終盤Major Lazerなどのレゲエでフィニッシュした。
 
 


2番手は熊本からのエントリーDJ TOMOTAKA。Machel MontanaなどからY.M.O.のRydeen Editへ個性溢れるある選曲でKanYe WestのAll Of The LightからThrough The Wireへ意表を突くミックス。後半はMOPのAnte Upでビートメイクなどトリッキーな技も入れ、ヒップホップアンセムへ折り込みオーディエンスの歓声を浴びる。最後は三木道山のLifetime Respectで締めくくった。
 
 


3番手は宮崎からDJ MAMAO。トランジションを使ってHIPHOPからEDMへ即座に切り替えDaftPunkやwill.i.am など、前半はアップビートを選曲し、太いビートを中心としたブレンドを上手く取り入れヒップホップをミックスし、後半TEEのベイビーアイラブユーのトークボックスカバーALIL thanx to FingazzのBaby I Love Uをミックスするなどオリジナリティーを見せ終了した。
 
 
4番手は地元福岡からDJ HATTAN。MCからの紹介直後から歓声が起こる中AlvaroやKnife PartyなどEDMからスタートした。Nicki MinajのStarshipsでオーディエンスのコール&レスポンスを煽るなど攻撃的なパフォーマンスを見せ、後半レゲエなどからダブステップへ流れを止める事無く最後はZeddのClarityで歓声の中タイムアップとなった。
 
 
5番手はハワイでの大会経験を持つ熊本からDJ BoZu。ヒップホップから入りリリック繋がりでミックスをして行きFuture FamboのDrinking Rumでredbullの缶を持ち飲むジェスチャーでオーディエンスからの歓声を浴び即座にヒップホップクラシックのメドレーへ、後半からはShowtek&Justin PrimeやLaidback LukeなどのEDMを巧みにブレンドし最後はヒップホップで終了した。
 
 


6番手は福岡よりSOUL INSPOREDからDJ K。Puff DaddyのP.E.2000の特徴ある擦りネタからスタート。beyonceのCountdownにあるホーンセクションでKing AmirのSamir's Themeの音を作り上げそのままEDMへ突入。ドラムンベースも織り交ぜレゲエなど幅の広い選曲で、後半はサウスヒップホップなど往年のクラブシットを連発して曲を変える度にオーディエンスを賑わし歓声の中でパフォーマンスを終えた。
 
 

 


7番手は昨年の九州予選覇者のDJ YOSSY。スタート直後から高速の2枚使いでジャグリンを繰り返しオーディエンスを煽り、開始食後で早くもフロアをロック。そのままshowtek&Justin PrimeのCannonballまでクイックにミックスをした。後半ではNirvanaのSmells Like Teens SpiritでDJブースから前に出て身体で表現をするパフォーマンスも見せつける。時折見せる2枚使いで観衆は常に声援を上げる中、最後はWiz Khalifa ft Snoop DoggのYoung, Wild & Freeアカペラで時間内にしっかり魅せる内容で締めた。
 

 
ラストを務めるのは熊本よりDJ WOODY。スクラッチから歓声の中ChuckieのJackMake Some Noiseから始まった。MIDIコントローラーのDICERを巧み使用してLil JonのDrinkのホーンセクションでYung JocのGoing Downを奏で上げ大歓声を浴びた。ロックやヒップホップを選曲し最後にRed Hot Chili PeppersのCan't Stopで大歓声と拍手喝采の中でパフォーマンスを終了した。
 

 
エントリーDJのパフォーマンスが終了しサポート今回の福岡予選ジャッジを務めるc がスキルフルなプレイでしっかりフロアをロックした。そして審査員を務めるジャッジの8MANへバントを繋ぐ。おなじみとなっているSHINGO西成のオリジナルダブで観衆の心をガッチリと掴み、I repからジャパニーズヒップホップメドレーでつなぎヒップホップ、ダブステップなど様々なジャンルをオリジナルスタイルで選曲しフロアは大歓声に包まれていた。
 
 
全てのパフォーマンスが終了し、MCからウィナーの発表となり観衆が待ち望む中告げられた名前は、DJ WOODYだった。驚いた様子でブースへと向かうDJ WOODY、フロアは拍手と歓声に包まれていた。DJ WOODYの「世界に行きます!!」の言葉に観客はより盛大な拍手と声援を送った。DJ WOODYは受賞の後、「去年から主流となっているホーンプレイを重点においてセットを構成した」と語ってくれた。Japan Finalに向けてより制度を高めた新しいセットで望むと語ってくれた。

審査員8MAN、DJ IKUは今回DJ WOODYのホーンプレイを高く評価していた。DJ ODAもホーンプレイに新たな可能性を感じたと語ってくれた。地方予選も前半戦が終了していよいよ来週からは後半戦へ突入だ。6月15日(土)仙台Club ankee Courtにて東北予選が開催される。

 

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