「誰でもDJが出来る時代だからこそ、機材のこと、音楽のことを初歩的な部分からしっかり学んで'いい'DJになってほしい。」とDJ MAAR氏は講義のテーマを語る。今回で二度目となる彼の講義が8月28日(水)原宿"FLAG"にてBassLine Entertainment主催のもと行われた。
日本を代表するDJの講義だけあって序盤は参加者も少し緊張した様子ではあったものの、教卓の上にあるDJセットの配線を繋いでくれた人には、MAAR氏の出演するイベント(どんなイベントでもOK)にゲスト招待するなど嬉しいプレゼントなどもあり、参加者の緊張感がほぐれ、終始和やかなムードで授業は進んでいった。実際のDJの現場で使用してるターンテーブルのこと、その周辺機材のこと、i-phoneのアプリなど惜しむことなく披露し、終盤にはMAAR氏の音楽的理論に話題はおよぶなど、あるところでは笑え、あるところでは考えさせられる内容となっていた。
一時間の講義が予定を超えて一時間半にもなるなど
、参加者はDJをロジカルに学ぶことにより貴重な時間を過ごせたことであろう。初歩的なことから道筋を立てて考えることにより新しい音楽の捉え方ができたり、新しい音楽の側面を発見したに違いない。それはクラブで体感できる音楽の楽しみ方とはまた違うものだと思う。今回参加できなかったDJの人、音楽を作る人、さらには音楽を聴くだけの人でも今後参加してみてはどうだろうか。なお、次回は9月25日(水)を予定しており、現在受講者を募集中とのこと。なお定員20名となっているのでお早めに。
■Harajuku DJ Academy Produced by DJ MAAR
http://p.tl/SWE1
REPORTS