写真:Jiroken、Kenji Nishida、Ken Kawamura
3年目となる今年は前売りチケットがソールドアウト。開場間もなく多くの来場者がエントランスに集うなど、昨年よりも増して大きな「ZIPANG」への大きな期待感を感じた。太平洋が見渡せるプールサイドの「ZIPANG FLOOR」には、序盤よりヒューマンビートボクサーの櫻井響、HIFANAのKEIZOmachine!が登場。そしてヒップホップアクトには、RITTO & OLIVEOILが登場。沖縄の風を感じさせつつ熱いライブを披露していた。日没後は、HARUKAやDJ NOBU、GONNOといった世界で活躍するアクトが朝方までオーディエンスをロックし、ダンフフロアは熱気に包まれていた。


巨大温室ドームを使った「JUNGLE FLOOR」には、大小様々なミラーボールがジャングルのいたるところに設置され、煌びやかな光の演出が来場者を驚かせていた。また、Gr◯un土 a.k.a DJ GROUNDやALTZ、Doppelgenger、KILLER-BONG、CMT、Kihira Naokiらがフリースタイルなプレイでオーディエンスを踊らせていた。


クラブスタイルの「UPPER FLOOR」には、3年連続出演となるAsteroidnos a.k.a. MAKIOをはじめ、CHOKO、DAIJIRO、DJ G.、さらにCD HATA & MASARUのライブ、トランスシーンよりHATTA、HANABIなども登場し、VJとレーザーが放たれたフロアは終始アッパーなダンサーに溢れていた。
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翌日の25日からは、デイパーティー「SUNSHINE OF ZIPANG」が開催。フェス番長ことサイケデリックジャムバンドDachamboが雨を止ませ、歓喜のライブを披露。またパーカッションのPikoが惜しくも年内で脱退してしまうRABIRABIが、ZIPANGで一番美しい光景を生み出していた。今年は3年目にして初の大雨に見舞われる天候となった同フェスだが、全フロア屋根付きというロケーションが功を奏し、各フロアはより熱気を帯びたダンサーたちに溢れ、全天候型フェスを証明した2日間となった。
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