パーティー大好き!人間なら一度はイビサのこと聞いたことあるよね。僕も行きたい!と思い続けること3年。ようやく行ってきました!道中、数々のトラブルに見舞われつつも結果大満足!の旅の顛末とイビサ事情をレポートします。ぜひ、そのエッセンスを感じ取ってください。 ※情報は執筆時のもので、現在は異なる場合があります。実際に行かれる場合は各自でご確認くださいますようお願いします。
Pacha
WEB SITE: http://www.pacha.com/
エリア:Talamanca
さくらんぼマークでおなじみ、今年で30周年を迎えるイビサの代表格的な老舗Pacha。全体的な規模やメインフロアはいまとなっては少々小さい気もする が、さまざまなスペースがあるため、いろいろ動き回ってると飽きない。ただし、動ければだけど。混みやすいので全体の構造を見たい人は早めに行くべし。
Pacha に入る場合は、エントランスで定価を払うか、市内のバーとかで割引をもらう方法の他、以下のような裏技がある。1つは系列店のCafe Mamboを使う方法。San AntonioのCafe del Marすぐ隣にあるCafe Mamboでは、Pachaで回す有名DJはほぼ全員が、Pachaに来る前にMamboで回している。それだけでも彼らと話すいい機会だが、ここは系列 店だけあって、他のカフェやバーで売ってる前売りよりも安いので、Cafe Del Marに寄ったついでに買っとくのもアリかも。
もう1つはクラブと中でつながっている隣の寿司ラウンジPacha Restaurantを使う方法。不思議な漢字が並ぶこのレストランのにぎりはイビサの平均価格よりも超高いが味は普通にイケる。他のものはチョイ割高く らいで結構ウマイ。しかし、なによりもココは、1人50ユーロ分(飲み物込み)使うとクラブにタダで入れてくれること。普通に入っても50ユーロ取られる のでメシが付いてくる分オトク。ただし、フライヤーにも店内にも一切書いてないし、店員によって言うことが違うので、事前にマネージャーに約束させとかな いと少し不安かも。50ユーロ分ってけっこうあるので食べきるのは苦しいが、まあ豪華にシャンパンでも飲みながらなら、スノビーに浸るのも悪くないかも。
最後はクラブ目前、徒歩2分の所に建つクールで豪華なデザイナーズ調が自慢の系列ホテルEl Hotel Pachaに泊まるって技。これもディスカウントが出るようなんだけど、詳細は確認できず。ゴメン。インターネットでオンライン予約もできる。シーズン中 は2人部屋で155ユーロから。
■イベントラインナップ
(月)release yourself
(火)underwater
(水)subliminal
(木)ministry of sound
(金)pacha 30th anniversary
(土)def mix
El Divino
WEB SITE: http://www.eldivino-ibiza.com/
エリア: Talamanca
イビサ港を対岸から見渡すヨットハーバーの畔に建つ高級クラブEl Divino。3億円クラスの豪華なクルーザーで乗り付ける富豪もいるとかで、セレブなオヤジやモデルな雰囲気漂う美女が腰を揺らす感じの場所。それだけ にラテンやサルサな夜もあるんだけど、Steve Lawlerなどの大物がやったりすることもある。また、R&Bやhiphop、Disco系の日もあるのが、その他のクラブと違うところ。ま あ、基本は高級路線なので入場料もチョイ高め。たまに気分を変えたいときはいいかも。
ここも1時半まではイビサのマリーナを眺めながら豪華なディナーを味わえるレストランを併設しており、そちらの客はクラブにも入れる仕組み(最低料金は1 人30ユーロ)となっている。ただし、途中から順次クラブ客用のチルアウトスペースに模様替えされていくので、深夜までゆっくり食事して踊りに行きたい気 分のときには少々落ち着かない可能性も。
El Divinoのチケットを安く入手するにはイビサタウンの旧市街の中にある、Divino Cafe、Zoo、Tango、Vogueなどの系列カフェ/バーに行くとその他のカフェ/バーよりも割安に入手できることが多い。
なお、系列でEl Divino Apartmentsというホテルもあるが、こちらはクラブと違って豪華系ではないようだ。また、クラブへの特典なども特にないもよう。
■イベントラインナップ
(日)defected in the house
(月)Pure urban
(火)miss moneypennys
(水)follow me
(木)salvacion
(金)empire
(土)hed kandi
Privilege
WEB SITE: http://www.privilege.es/
エリア: San Raffael
言わずとしれた世界最大のクラブ。元植物園だか、天体観測所だったとかで、巨大なドームがあるのが目印。あんまりにも広いので、月曜夜の Manumission以外は全フロアを使うことはないらしい。メインフロアは水の上に鉄板を渡して設置されており、オーディエンスのノリに合わせて揺れ るという恐ろしくも楽しい構造。DJブースは水上の空中に浮かぶ。階段状に3つくらいの層になっているフロアの最上部にはステージが設置されており、 Manumissionの時にはそこで延々何時間もサーカスやラインダンス、美女のショーなどが繰り広げられる。これはもうディズニーランドやらシルク・ ド・ソレイユを見ている気分で楽しさ満点!!
ほかにもいくつも部屋があるので、それらを回っているだけでも、あっというまに時間が過ぎるはず。前述のドームも外気が入り込むチルアウトスペースになっており、気持ちいいのでみんな地べたに座り込んでるが、そこかしこでグラスが割れているので要注意。
■イベントラインナップ
(日)tunnel
(月)manumission
(火)fxxx house gay night
(木)diva explosion
(金)slinky
(土)balearic people
Amnesia
WEB SITE: http://www.amnesia.es/
エリア: San Raffael
フォーム(泡)パーティーで有名な大型クラブ。Privilegeの向かいにあるけど、車でないと行けないし、ともに大型クラブなのでハシゴは考えない方 が賢明。Sven VathやRichie Hawtinをはじめとするジャーマンなサウンドを堪能できるCoccon Clubや日本でもおなじみのCreamなどのレギュラーを抱えているが、オススメは水曜La Troya Asesina。これはDJは全員amnesiaのレジデントのみのゲイミックスなんだけど、来ている客が地元のクラバーをはじめ面白い奴がいっぱいいて イビサならではのノリを楽しめる。
また、6時過ぎにメインフロアにいればとかくウワサになりがちな泡の洗礼を浴びることができる。けっこうまとわりつくので、このときはあんまりドレスアッ プしないほうがいいかも。水着率も高し。最後までいると駐車場から出るだけで30分以上待ったりすることもあるので、ちょっと早めに退散!が正しいかも。
■イベントラインナップ
(日)Espuma!(泡パーティー)
(月)cocoon clubbing
(火)Pochro presenta pescar
(水)la troya asesina(泡パーティー)
(木)cream
(金)made in italy
(土)ibiza feeling
Eden
WEB SITE:http://www.edenibiza.com/
エリア:San Antonio
リンゴがトレードマークのEdenはEs Paradisと並んでSan Antonioのランドマーク的なクラブだ。Es Paradisとは隣接しているので、間違ってハシゴしよう!なんて気分になっても徒歩1分で大丈夫。
San Antonioにはイギリスからのツアーが集中しているせいか非常にイギリス人、しかもティーンエイジャーを含む若者が多い。そのためか、音もトランス、 バレアリックなど、飛び跳ね系アップリフティングなものが多い印象だ。DJもイギリス人が多く、場内もほとんど英語ばかりなので、かなりイギリス占領地っ ぽい印象がある。
ここでのウリはJudge Julesがレジデントを務める日曜「Judgement Sunday」。 ここもフォーム(泡)パーティーがあることで有名。
■イベントラインナップ
(日)judgement Sunday
(月)carwash + form party
(火)gallery & clockwork orange
(水)lashed
(木)tonic
(金)euphoria
(土)retro
Es Paradis
WEB SITE: http://www.esparadis.com/
エリア: San Antonio
イビサの旧市街Eivissa Townとはちょうど島の反対側に位置する港町San Antonioに位置する創業28年の老舗クラブ。
真横にはEDENが隣接している。フロアの真ん中に白亜の円柱が居並ぶどこか旧きよき六本木ディスコライクな内装がゴージャス。ここで、なにより有名なの は、毎週火曜と金曜の「Fiesta del Agua」(ウォーターパーティー)。2000平方メートルもあるフロアーに突如として滝のような水が降ってくるともうみんな大絶叫、興奮の嵐に包まれ る。スケスケ人間続出なので、見せたくない人はそれなりに対策していかないとスゴイことになってしまう。見たい人はしっかりコンタクト、メガネの類を忘れ ずに。。
ただし、水着のままでは入場できず、持っていて中で着替えるように言われる。ほかにも花火を使ったドハデな演出で魅せるムーランルージュばりのガールズ ショーが楽しめる土曜の「THE CAN-CAN CLUB」や、巨大なパエリアが振る舞われる月曜の「PAELLA PARTY」など、個性的なイベントが多い。さすが天国!
■イベントラインナップ
(日)Deja vu(Old Skool)
(月)PAELLA PARTY
(火)water party
(水)EUPHORIC(balearic)
(木)TWICE AS NICE(R&B,Funky)
(金)water party
(土)THE CAN-CAN CLUB(shows)
Space
WEB SITE: http://www.space-ibiza.com/
エリア: Airport
空港近くのPlaya den bossaビーチにある唯一のアメリカ資本箱。そして、唯一の「アフター」専門箱。空港の着陸経路の真下にあるため、踊っている頭上を飛行機が超低空飛行 で横切っていくのは大迫力!ただし、フロアのドームが開くのは日曜の朝8時から月曜の朝6時まで延々26時間続くSpaceの看板イベント「We love Sunday」のときのみ。俺は行けなかったのでコメントのしようがないが、スゴくスゴイらしい。。。。ただ、その他のパーティーを見る限りでは、「We love Sunday」以外のときにも、アフターだけあってものすごく変な人がいっぱいやってくる印象。服装が変なのはいうにおよばず、顔、風体、ダンス、なんか どこかおかしな人が集まってくる。サイズ的にはそんなに大きくもないんだけど、客のパワーにビックリ!!。あと、メインフロアの音質がすばらしくイイのも 特徴。1つ1つの音がクリアなのは特筆もんです。
■イベントラインナップ
(日)Sunday @ space(昼)
(火)manumission carry on(アフター)
(水)in bed with space(アフター)
(木)la troya after party(アフター)
(金)salvation inside tonic terrace(アフター)
(金)la comunidad(夜)
(土)matinee(昼)
【↓写真キャプション】
左:Eden
中:Es Paradis
右:Space