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Bonobo

Ninja Tune

2000年、自身のレーベルTru Thoughtsから『Animal Magic』でCDデビュー。このCDのスマッシュ・ヒットは、「チル」がキー・ワードであった音楽ビジネス界の話題となったが、彼の音楽プロデューサーとしての才能は、そうした「チルアウト」や「ダウンテンポ」といったレッテルを拒むものであった。そこで彼は、自身のレーベルTru ThoughtsからNinja Tuneへの移籍により、自らのイメージを脱ぎ捨て、next levelへのステップアップを企てる。彼の音楽は、有機的かつ牧歌的な雰囲気を湛え、耳に馴染みやすいメロディーが特徴的だが、Dial M For Monkeyという曲からもわかるようにdeepな深みも併せ持つ。それは彼が、バンド演奏を取り入れる傾向を強めており、その複雑なリズムや、影を帯びた音楽的表現に看て取ることができる。BonoboのDjスタイルもまた、彼の楽曲・ライブバンドがそうであるように、「ラウンジ」や「フロアー向け」と言った枠組みで捉えることはできない。Dj Kentaroも担当し、ますます人気と注目を高めているNinja TuneのMix CDシリーズ『Solid Steel』の第7弾にBonoboが選ばれたのは、そのオリジナリティ、その創造性による。ヒップホップ、重厚なジャズ、broken beats、ラテン、ファンク、ソウル、そしてサイケ・ロック、ドラムンベース・・・といった縦横無尽の選曲はしかし、Bonoboの世界観を的確に伝えるものである。