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2000 and ONE

100% PURE / INTACTO / REMOTE AREA

”2000 and One” こと Dylan Hermelijn はロンドンの SOHO で育った生粋の B - Boy で、アムステルダム出身のラップアクト The Beatmasters のメイン DJ としてそのキャリアをスタート。 1988 年春にアシッドハウスの洗礼を受け、テクノ・ハウス・ミュージックへと傾倒してゆく。すぐにアシッドサウンドを象徴するベース・シンセサイザーの名器 TB-303 を購入し、 1988 年秋には当時ラジオ DJ をしていて、リズムマシーン TR-606 狂の Daniel Leeflang a.k.a Dano と組んで楽曲制作やギグをスタート、これが ”2000 and One” の始まりである。

程なくして、 Lower East Side Recordings から最初のアシッドハウス・トラックをリリースすることでレコード・ビジネスを始め、アーティストとして、シカゴ・アシッドハウスとデトロイト・テクノ/ハウスからの影響を色濃く反映した作品群を発表していくこととなる。またこの頃、 Dylan は Gertjan Schonewille とのユニット、 Edge of Motion でアシッドハウス・クラシックの "Set Up 707'" を Djax Records から発表するなど、初期の頃より幅広い活動をおこなう。 ”2000 and One” としては自身の楽曲をリリースするのに適したレーベルを見つけられずにいたが、 Derrick May 、 Orlando Voorn 、 Speedy J 、 Mark Broom といったアーティストの楽曲をリリースすることとなる【 100% Pure 】がレーベル活動を開始したことで、 Edge of Motion 、 2000 and One 、 Mindscape 、 Babies from Gong といった様々な名義を通してテクノ、エレクトロ、アンビエント、ドラムンベースなどバラエティあふれるサウンドを発表ゆく。 2004 年に【 100% Pure 】よりリリースした EP ”The return of...“ が多くのトップ DJ のチャートに入ることでその知名度が急上昇。 2005 年に発表した ”Adonai Elohim“ が更なるヒットとなり、 Sven Vath も強力サポートしたことで '05 年夏のイビサ・アンセムとなり、その人気・知名度は決定的なものとなった。

2005 年には、 Shinedoe とともに Intacto Records を立ち上げ、その当時勢いを伸ばしつつあったミニマル・サウンドに目配せしつつ、アップリフティングなデトロイト・テクノファンクを数多く発表し、一躍テクノ/ハウス DJ 達の注目を集める人気レーベルへと成長させる。そして彼自身もシーンを代表するトップ・プロデューサーとして、 Richie Hawtin 、 Sven Vath 、 Luciano 、 Tiefschwarz 、 Adam Beyer 、 Booka Shade を始めとする多くの DJ 、アーティストから揺るぎない信頼を得ることとなった。 2009 年 2 月には【 100% Pure 】よりフル・アルバム「 Heritage 」をリリース、シーンに先駆けてハウステイストを取り入れたテックハウスサウンドを披露し、その先見性を証明することとなった。

また昨今世界のダンスミュージックシーンにおいて大きな存在感を示すことになったPolder, Julian Chaptal,Boris Warner, Bart Skils, Anton Peeteなどのオランダ新世代テクノ、テックハウスアーティスト達を輩出するプラットフォームを、自身が運営に関わる100%PURE, Remort Area, Intacto, BangBang!といったレーベルを通して作り上げた張本人でもあり、オランダという大きな震源地のキーパーソンでもあるのだ。

オランダを代表するアーティストとして、ゆるぎない地位を獲得した今もなお進化するそのサウンドを是非楽しみにしてほしい。

 

2000 and One youtube links
http://www.youtube.com/watch?v=BqThk13HZ3M&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=68Ge61JH9SY