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JAZZAMAR

JAZZMIN RECORDS

プロデューサー、コンポーザー、サウンドデザイナー、プレイヤー、そしてDJでもあるAmar KABOUCHE aka JAZZAMARにとって2008年はかつてなくニュースに恵まれた年である。まずプロデューサーとしては、2006年に設立して自ら主催するレーベル、JAZZMIN RECORDSから3枚のアルバムを2008年中に発売した。その中には、ジャパニーズ・クラブジャズ・シーンの先駆者にして真打ちSLEEP WALKERによる、未発表曲2曲を含む待望の新作"Into The Sun"、また、彼の初期の音楽的なルーツにも近いヒップホップ、ディスコ、ブギーのユニット LS AND THE BANDIDOSのアルバムがあり、双方のプロジェクト共にそれぞれワールドツアーが行われる予定である。JAZZAMARが1999年に結成し、メインコンポーザーの一人として籍をおいているグループNU TROPICも、世界中でレビュー、プレイされた前作“Voce Sabe”に続く2ndアルバムを携えて帰ってくる。ブラジル音楽とジャズの影響が見える“Kingdom of Love”と銘打たれた新作は2008年10月、日本で先行発売された。今後世界リリースの予定である。アジア・ツアーのスケジュールも決定し、中でも東京では数多く各所で出演する。というのも、とりわけ東京では過去に沖野修也やJAZZTRONIK、SOUL SOURCE PRODUCTIONといった有名アーティストとの共演もあり、すでにJAZZAMARの名は日本において認知されているからだ。こういったアーティストとしての活動と平行して、彼が2004年に共同で設立したサウンドデザイン事務所、MUSIMEDIAの運営も活発である。ストラスブルグを拠点とし、設立当初からARTE TV、FRANCE 3、シューズ・ブランドのMEPHISTO、CAFE' SATI、そしてORANGINAやSCHWEPPESといった国際的に有名な会社との業務を継続的に行っている。実際に、MUSIMEDIAは過去4年、数多くの国で放送されたORANGINA SOFT DRINKSのテレビCMとラジオスポット、同社のウェブサイトや共同ブランド製作のCDでの音楽の大半を手がけており、一方ではファッション業界においても例えばVANESSA BRUNOのサウンドセレクトを担当するなど、多方面にわたって活躍を見せている。20年来のレコードコレクターでもあり、有名クラブBATOFARで自分のパーティを企画プロデュースする一方、パリのRADIO NOVAでレビューを担当する。なおかつフルートもなかなかの腕前で、GILLES PETERSON、4HERO、KYOTO JAZZ MASSIVEなどなど多くのDJともライブで共演した経歴がある。来る2009年には果たしてどんな驚くべき音楽活動を繰り広げる事やら!