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Agoria

2000年以降のフランスのテクノ・シーンにおいて、最も先鋭的な活動を行うアーティストの一人アゴリア。リヨン出身の1976年生まれ。建築家の父親と 歌手の母親の間で育ち、幼い頃から様々な音楽に触れてきた彼は、10代の時にデトロイト・テクノに出会い大きな衝撃を受ける。2001年のシングル「La 11eme Marche」がDJを中心に評判となり大手のPIASレーベルと契約。そして2003年にはデヴュー・アルバム『Blossom』を完成させ、自身のサ ウンドを確立することに成功した。その後もセカンド・アルバム『The Green Armchair』、映画『Go Fast』のサントラなど好調に作品を重ね、ジャズやアンビエント的なスタイルへと音楽性を広げる。また2007年にはピアニストのフランチェスコ・トリ スターノやアウフガング、アパラットらの作品でも話題の人気レーベルInfineの設立に参加。自身も2011年に本レーベルからアルバム 『Impermanence』をリリースし、さらなるアーティストとしての成長を見せ付けた。