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reagenz

reagenz(レアゲンツ)は現在サンフランシスコ在住、サウンドエンジニアでもありSpacetime Continuumなどの名義で活動しているアナログシンセ使いの名手“ジョナ・シャープ”と、ドイツのレーベルSource Records主宰、音響エンジニアリングを学び、大学講師としての肩書きも持ちつつ、自らアーティストとしても多くの作品を残しているMove Dこと“デヴィッド・ムーファング”の2人によるユニットである。
94年、サンフランシスコで行われた『オウテカ』のライブショウで知り合った2人は意気投合、翌年にアルバム『レアゲンツ』を発表、エレクトロニック・ミュージック・シーンにおいてコアな評価を得るも、その後両者は次第に個々の活動が中心となっていくようになり、レアゲンツは事実上自然消滅したかに思われた。
ところが '08年、東京で行われた『オウテカ』のライブショウで2人は知人を通じて再会、再び共同で楽曲制作を開始し、'08年後半からはヨーロッパや北米の音楽フェスに度々ライブ出演、即興性と構成力の両面が際立つ素晴らしいライブPAを展開してダンス・ステージのハイライトを飾り、一躍センセーションを巻き起こす。 2010年、レアゲンツは現在ヨーロッパとアメリカの8ヶ所でライブがブッキングされており、来日公演も予定されている。