ARTISTS
< >

MARTYN

Martynのユニークなベース・ミュージックは簡単なカテゴリーには当てはめられない。彼のファンにとって、それは単にMartynの音楽として知られている。ダブステップの進化的な面を象徴する音でMartynは閉鎖的な考えに挑戦し、ジャンル的な慣例をあざけり、新しいものを受け入れる。デトロイト・テクノ、シカゴ・ハウスとヒップホップを愛聴し、90年代中頃の黄金期のドラムンベースに出会いDJ/プロデューサーとしてのキャリアをスタートしたMartynは2005年、Play:MusikやRevolve:r からシングルをリリースしドラムンベース・シーンで頭角を現し、2007年にリリースしたシングル「Broken/Shadowcasting 」でサウンドに急激な進化を見せた。彼の新しい方向性はKode9からGilles Petersonまで幅広いDJに支持されると共に、ダブステップと同様にテクノ、ハウス・シーンからも注目されドラムンベース・シーンの超え、Martynの名を知らしめた。TempaやApplepipsといったレーベルからのリリースによって勢い付く中、2008年にはHessle  AudioからリリースされたTRG“Broken Heart”のリミックスを手掛け、彼のプロフィールをネクスト・レベルに押し上げた。同様に2008年にはBlack Pocket (aka Steve Spacek)やFlying Lotusを始め、Maximo ParkやFever Rayといった幅広いアーティストのリミックスを手掛けている。また旧友Erosie(ヨーロッパの最も有名なグラフィック・アーティストの1人)と協力して、Martynは自身のレーベル3024を2007年後半にスタートした。翌年6月にリリースしたシングル「Natural Selection/Vancouver」は大きな賞賛と得る共にDJは元よりラジオでも頻繁にプレイされた。同シングルのFlying Lotusと2562によるリミックスを経て、デビューLP『Great Length』を2009年4月にリリース。Martynの持つ様々な音楽的要素を披露した本作は、細分化するダブステップ・シーンの新しいスタンダードとして広く認知されると共に、定義可能なジャンルに収まる事を拒絶し、ダブステップ・シーンを超えた多くの層にも受け入れられ、mixmag誌の年間アルバム・チャートの2位を獲得したのを始め、その年の多くの年間ベスト・チャートにランクインした。Plastic People、ニューヨークのCieloとベルリンのArenaを含む伝説的な会場での一連のアルバム・ローンチ・パーティーは、Martynをエレクトロニック・ミュージックの最も多才で活動的なDJの1人であると印象付けた。彼の冒険的なスタイルのDJはBerghainのPanoramabarやLAのRoxyを始め、BLOCやBestival、Sonerを始めとした多くのフェスティバルでも披露され、2009年から2010年にかけての長期に渡る世界ツアーではFlying LotusのBrainfeederショーケースへの出演や定期的にKode9とのバック・トゥ・バックも行った。また2010年にはロンドンのクラブ”Fabric”のミックス・シリーズの記念すべき50番目のタイトルに抜擢された。本作は有名なFabricシリーズの中でも素晴らしいミックスの一つとして、更にフロアーの熱気を伝える作品として好評を得、国際的な規模でMartynのリスナーを拡大させると共に現在、制作中であるセカンド・アルバムへの期待を高めている。