Terry Francis

その才能が多くの聴衆に響き渡った事は間違いない。10年以上も前からアンダーグランドの世界でその頭角を認められ、彼が手がけたミックスアルバム"Architecture"は満場一致で絶大な称賛を受けた。

タイトかつダビーなディープハウスはこの世のものとは思えないテクノの揺らめくようなミックスを作り出し、その彼独自のサウンド感覚に度肝を抜かれること間違いない。多くはそれを”tech house"と言う者も多いが、テリー自身はそれを冗談まじりで"house no"と言いユーモアをまき散らす。テリーのスタイルはまったくつかみ所のない。つまり、彼を上回るベストDJがいない。彼は未来を創り上げるために過去と現在との合間を繋ぎ合わせ、その空間を心から楽しませてくれるセンスを持つ。融合された彼のしゃれたテクノハウスは英国トップのDJとして君臨し、Housey Doingz (with Nathan Coles) , monikers 2 Smoking Barrels, Blue Wig, Dattare, The Delinquents, G. L. F, Green Grass, Metal Dogz, T- Collective など多くの作品をリリースしている。

また、平行してロンドンの有名クラブ「fabric」がオープンして以来レジデントDJとして土曜の夜を彩り、fabricの歴史を造り上げ流行を創り出すカリスマDJとして絶えず世界的に注目されている。人気DJとして活動すると共に、新たなテックハウス制作に取り組む同業者のサポートも行っている。この1年間でテリーはパートナーであるKLUNKと共に新たなプロダクションを設立し、多くの観衆が待ち望む中、間もなく"Klunk & Zilly(仮)"をリリースする。