トムクラークは、Berlinを代表するオリジネーター/プロデューサーである。
主宰するHighgrade Recordsはベルリンの新しい音を常に発信し続け、全世界に何十万人ものフォロワーを生みだし、見事に成功した。トムのDJライブのルーツは学生時代にカセットプレーヤーと1台のターンテーブルでヒップホップ、ディスコ、NDWとロックをミックスしたところから始まった。ブラックミュージック、シカゴハウスを経て、デトロイトミュージックへと傾倒し、彼のバックグラウンドを形成していく。2000年にHighgrade Recordsを設立し、レーベル10年の節目を祝い Freak 'n' Chic や Wagon Repair といったレーベルとのコラボレーションし開催された"HIGHGRADE NIGHT -10 years of Highgrade records-"は伝説のクラブ【Berghain -ベルグハイン】において記録されるべき伝説の一夜になった。現在ではPanorama Bar、Berghain、Watergate、Arenaclubといったベルリン最先端のクラブでNo.1のアフターアワーズパーティにおいてレギュラープレイするそのスタイルは、minimal deep tech/house, Detroit Techno, Electro and Houseを中心に「自然とアート」を音楽の中で表現するものである。2006年に2ndアルバム"Service Station"をHighgrade Recordsよりリリース、2010年には自身の最高傑作である3rdアルバム "Pressure Points"をリリースすると同時に、トムを含めTodd Bodine, Markus Hommら総勢5人編成のラップトップオーケストラユニット "Highgrade Disharmonic Orchestra"をスタートさせる。これはHighgradeの新たなプロジェクトであり、テクノミュージックの聖地・ベルリンをより良くアップグレードさせていくアーティストの一人【TOM CLARK】のネクストステップでもある。