プロデューサー、そしてレーベルIntacto Recordsのオーナーとして活躍するオランダ人女性アーティストShinedoe。
90年代初頭より音楽活動を開始した彼女は、幅広い選曲と力強いグルーヴが評価され、若干19歳の頃にはすでに国内で名を知られるほど有名となっていた。
96年からはプロデューサーとしての活動も開始し、Black Magic Queen、Grooverider、Adam Fといった名義でdrum'n bassを中心にトラック製作を行っていたが、やがて、98年より、House / Technoへとスタイルを変えていくこととなる。
04年、オランダの名門レーベル100% pureからリリースされたShinedoe名義でのデビュー曲”Dillema”はRichie Hawtin、Ricardo Villalobos、Sven Vaeth、Lucianoをはじめ、多くのアーティストから支持され、その年の夏のアンセムとしてイビザのCocoon Clubでヘビーローテーションされる。
続いてリリースされたファーストアルバム”Sound Travelling”のヒットによって国際的に名を知られるようになり、Booka Shade、The Knife、Orlando Voornといった著名アーティストからのリミックスを依頼されるまでに至る。
07年には、かつてDave ClarkeやSteve Bugといったベテランアーティストがミックスを担当した人気CDシリーズ”FUSE”を手がけ、09年にはセカンドアルバム”No Boundaries”を自身のレーベルよりリリースするなど、アーティストとしての実績を着実に積み上げてきている。
Minimal techno・house、あるいはTech-houseや、Detroit technoなど、多様なサウンドをミックスして創り上げられるグルーヴは、力強さと繊細さを併せ持ち、世界各地で聴く者をトリコにしてきている。