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Hubble

Giuseppe Marchegiano(ジョセッペ マルケジャーノ)は10年以上に渡って、イタリア/サルディニア島のクラブシーンの最前線で活躍しているDJ。彼のプレイスタイルはアシッドからハウス、90年代のエレクトロからテクノ、ダブからワールドミュージックとJAZZの影響を受けたサイケデリカまでと様々なジャンル、2000年代初期から今日までと新旧おり混ぜたバラエティーに富んだ選曲で構築されている。

2005よりベルリンに在住し、Hubble(ハブル)名義で楽曲活動を開始する。
2008年初期に初ヴァイナルをMoultonレーベルよりリリースし、Hubbleはベルリンのアンダーグラウンドなテクノシーンから注目を浴びる。
彼のオフィシャルなリリースと海賊版までもが価値あるレア盤となり、商業的なリリースとしてではなく、身近な友人によってプレイされ“long hypnotic journeys”(ロング・ヒプノティック・ジャーニー/催眠的な長い旅)は彼の典型的なサウンドとして認識される様になる。

彼はベルリンの数々のパーティーでプレイを重ね、2008/2009年にはBerghain Kantine(ベルリン、テクノの聖地・ベルグハインの夏期のみ開放される野外フロア)にて自身のパーティー"Forget Me Not"を開催。2010年9月にはPheek主催のカナダのレーベル・Archipelより同名のデビューアルバムをリリース。 

2009年、レーベル・Sleep is Commercial (http://www.sleepiscommercial.com)とのコラボレーションを開始。 
現在レーベルのアーティストとして、ベルリンを本拠地に数々のコアなテクノパーティーを開催中。
彼のプレイはベルリンの有名クラブ:Club der Visionaere, Watergate, Arena, Bar25, Suicide Circusでも高い評価を受け、サイケデリック・グルーヴィー・サウンドをコンセプトにSleep is commercialの看板アーティストとなる。
限定盤ヴァイナル・シリーズ"sic ltd,"を同レーベルからリリースし、2010年の夏にkirks and ghosts & la estrellaを、2011年4月にはfocus & tribute02をリリース。

2011年、彼はテクノーシーンにおいて最も重要なレーベルからのデビューが決定している。2011年5月にはHacknamレコーズ (http://www.haknam.org)から、新プロジェクト・Blue, Whitelovesyou, AllinnrecordsそしてBenjamin Fehr’s Catenaccioと共にPrologueをリリース。

Hubbleは2011年9月にリリース予定のSleep is Commecialの一大プロジェクトである、ノルウェーのエクスペリメンタルJAZZのアイコン"Sidsel Endresen"のremixコレクション(Public Lover Leece-Pronsato’s duoのトリートメントと彼の盟友・Andrea Ferlinのヴァージョンを含む)の立案者でもある。
Joe Claussellのレーベル・Sacred RhythmからはJoe招集により"Techno voodoo"をリリース。
2011年2月にはセカンドアルバム"Reverse"の制作を開始したばかり。
〔櫻井 希巳江/訳〕