Alter Egoとしての活躍でも知られ、ヨーロッパ・テクノ・シーンに於いてはトップスターでもあるローマン・フリューゲル。Alter Egoとしての活躍が主にクローズ・アップされてきたローマンではあるが、ソロ・アーティスト/DJとしてのキャリアも長きに渡るものがある。Eight Milles HighやSoylent Greenなど多数の名義を使い、90年代中盤よりソロ・プロジェクトを始動。アンビエントからIDMそしてハウス~テクノへとスタイルを横断するレフト フィールドな楽曲制作を続け、ローマン・フリューゲル名義では06年にベルリンのLaboratory Instinctからヴィブラフォーン、ピアノそしてパーカッションのマルチプレイヤー、Christopher Dellとのコラボ・アルバム『Superstructure』をリリース。実験的なフィーチャー・ジャズとも言えるエレクトロニック作品で新たな一面を みせ話題となった。10年以上に及ぶDJ活動ではヨーロッパ各地そして日本への遠征も重ねている。近年のドイツ・シーンでも最高峰のクラブとしてその名を 挙げられるフランクフルト郊外、オッフェンバッハにあるクラブ、Robert Johnsonが主催する人気シリーズ『Live At Robert Johnson』からキャリア初となるDJミックスCDをリリースした。