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JESPER DAHLBACK

アダム・ベイヤーやカリ・レケブッシュ、アレクシー・デラーノらと並ぶスウェーデン・テクノ・シーンのベテラン・アーティスト、ジェスパー・ダールバック。1993年からDJ、アーティスト活動を行う彼は、レンク、ディック・トラック、グルーヴ・マシン、パースエイダーなど数々の名義を操りながら作品をリリース。LoopやPlumphouseといった初期のストックホルムのシーンを切り開いた先駆けレーベルで活動しながら、次第にグローバルなテクノ・シーンへと進出していった。相棒のステファン・グライダーによるSvekや、自身のBlank LTDレーベルで活動していた90年代後半にかけて独特のアシッド・スタイルを確立。そしてその完成形となったのが同郷のトーマス・クロームとのユニットであるDKとして2003年にリリースした大ヒット「Murder Was The Bass」である。また彼はプロデューサーとしても高い能力を発揮し、カナダのトップ・アーティスト、ティガの一連の作品を手がけていることでも有名。近年はアダム・ベイヤーのDrumcodeやカリ・レケブッシのH. Productionsといった旧知の仲間によるレーベルを中心に活躍する一方、ディスコ・シーンでも話題となっているストックホルムのアクセル・ボマンによるStudio BarnhusやInternational Sound Laboratoryといった新世代レーベルでも積極的に作品を発表。またリミキサーとしてもスラムやジャスティスなど多方面にて大活躍するなど、相変わらず精力的なリリースを行っている。