'88年、名古屋でDJ HAZU(現ILLMARIACHI、Kemuri Productionのメンバー)と出会い、BEATKICKSとして活動を開始。'89年にはICE-T、BDP、DE LA SOULの名古屋公演のフロント・アクトを務める。
'92年には東京へ移り、MUROとMICROPHONE PAGERを結成。'94年にHouse Of Pain、Snoop Doggy Dog、Biz Markie、Nas、Nautugty By Natureなどのフロント・アクトを務め、'95年、File Recordsよりアルバム『DON'T TURN OFF YOUR LIGHT』をリリース。当時、それほどまでに浸透していなかったヒップ・ホップ界で、本物志向のサウンドをぶつけ、シーンをリードしていく。
'96年、DJ KRUSHのミニ・アルバム『迷走』にRINOと共に「岐路」を提供。その後はソロ名義で様々なアーティストの楽曲に参加する。
'97年にはMICROPHONE PAGER名義で「鬼哭愀愀」をリリース。しかし、ソロとしての活動をする機会が多くなり、'98年には東芝EMI/VJより1stソロアルバム『AL-KHADIR』をリリース。全国10箇所をまわり、締めくくりのリキッド・ルームでは大盛況のうちに幕を閉じた。また、YOU THE ROCK、RINO、G.K. MARYANも参加して雷というユニットも同年より始動。
'99年にはフジロックフェスティバルに出演。2000年も2月にVJよりセカンド・アルバム『SEVEN DIMENSIONS』をリリースし、そのアルバムのリミックス『ツイギー・リミキシーズ呼吸法』を同年6月にリリースする。また、DJ KRUSHのシングル「TRAGICOMIC」にもACOとともにラップで参加、個性溢れる3人のパートが1つになり、すばらしい楽曲が生まれたとして話題を呼ぶ。
'01年、シングル「このまま feat. 椎名純平」で日本人本格派ソウル・シンガーとして期待をされている椎名純平とのコラボレーションを実現。独特な世界観と柔軟なラップ・スタイルが印象的なTWIGYは、今後、他のジャンルのアーティスト達とのコラボレーションなど様々な形で活躍していくに違いない。