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Laurel Halo

Hyperdub

2012 年のデビュー作『クァランティン』がいきなり英WIRE誌のアルバム・オブ・ザ・イヤーを獲得し、その他Guardian紙、Pitchfork、Resident Advisorなどの主要メディアからがこぞって賞賛するなど衝撃的に登場したローレル・ヘイローはブルックリンを拠点に活動。幼少期にクラシカルな音楽教育を受けた彼女は、19歳で音楽制作を開始。2010年に米メキシカン・サマーが新設した前衛ダンス・レーベルであり、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーことダニエル・ロパティンがA&Rを務めるヒッポス・イン・タンクスから2枚のEPをリリース。2012年、ブリアルらを擁するコード9主宰のUKベース・ミュージックの重要拠点ハイパーダブから、ノン・ビートの凛々しくも美しい1stアルバム『クァランティン』を発表するや、グライムスと並ぶ宅録女子ムーヴメントの代表アクトとして注目を集め、チルウェイヴやインディー・ダンスの潮流を決定的なものにした。また日本の現代美術家、会田誠の『切腹女子高生』をアートワークに使用し、音楽と併せて彼女独自の美意識を強烈にアピールした。