幼少の頃からMichael JacksonやJames BrownなどのBlack Musicが自然に家庭で流れる環境で育ち小学生でBobby Brownに熱中。見よう見まねのDANCEで早くからいわゆる「黒いノリ」が体に刷り込まれる。その後に当たり前のように出会ったHIPHOPに没頭。ラップは勿論、DJ、WRITING、MCというHIP HOPの四大要素すべてをこなす、どこまでもB-BOYな男がTARO SOULなのである。MCとしてキャリアをスタートし仲間達と幾多のライブを重ねる中、そのHIP HOPへの愛が滲み出るB-BOY STANCE丸出しのステージが話題になり注目を集める。そんな中、当時のまだ世に出ぬ才能が集結したダメレコーズでの活動が転機となり、後に盟友と言われるKEN THE 390と2005年に太郎&KEN THE 390として「JAAAM!!!」をリリース。(当時はまだ太郎というMCネーム)若手アーティストの起爆材になり、2006年にはソロデビューアルバム「SOUL SPITS」をリリース。4ヶ月後には『TARO SOUL & KEN THE 390』として「FLYING SOUND TRACK」をリリース。一気に全国区のアーティストとしてシーンに躍り出た。
リリース後は全国の現場からの熱烈なラブコールもあり札幌・新潟・富山・群馬・栃木・千葉・名古屋・大阪・神戸・和歌山・広島・福岡・大分など全国を駆け巡っている。海外アーティスト(DMC from RUN DMC・CLARK KENT・CAMP LO・PEOPLE UNEDER THE STAIRS・SOUND PROVIDERS・KERO ONEなど)のフロントアクトとしても活躍。同時期にサイプレス上野とロベルト吉野(現在ではRomancrewも)が所属するマネージメント事務所、 LOCKSTOCK(ロックストック)に加入。
TARO SOULを語る上でもう一つ外せないのがやはり「客演王」という一面である。そのライムをスピットしながらもSOULFULな歌声を織り交ぜるスタイルは同業者内でも話題になり、各方面から声がかかった。共に活躍する仲間達は勿論、地方のアーティストや女性R&Bアーティスト(加藤ミリヤ・May J.・YA-KYIM)、さらには憧れの先駆者でもあった、マボロシ、DABO、Mr.BEATS a.k.a. DJ CELORYの作品にも参加。特にマボロシ、DABO、加藤ミリヤとの楽曲はリード曲としてPVにもなり世間を騒がしたのである。
そして2008年、待望のメジャーリリース。TARO SOULが日本の音楽シーンに衝撃を与えるのは時間の問題である。