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PITBULL

マイアミ出身のキューバ系ラッパー。


04年にインディー大手TVTよりデビュー、レゲトンやキューバ・ミュージックなどをブレンドした雑多なサウンドとスパニッシュも織り交ぜたバイリンガルなラップを持ち味とするマイアミ流儀のパーティ・スタイルで一躍その名が広まることに。

インディー時代に4枚のアルバムを発表し、09年にメジャーのポロ・グラウンド・レコーズ/Jレコーズと契約。傘下に自身のレーベル、Mr. 305を設立し、リリースしたシングル“アイ・ノウ・ユー・ウォント・ミー(カジェ・オチョ)”は全米チャート2位まで上昇するビッグ・ヒットとなり、続くシングル“ホテル・ルーム・サービス(キミにチェック☆イン)”も全米トップ10入り、日本でもUSENチャート1位、着うたフルRの1位を獲得するヒットを記録。この2曲を含むアルバム『レベリューション』にはKe$haやB.o.Bらフレッシュな面々が参加し、こちらも全米トップ10入りする大ヒットとなった。

これらメイン・ストリームをも巻き込んだ大ブレイクをキッカケに外部仕事も急増。その勢いはヒップホップ界だけでなくポップ・フィールドにまで浸透、アッシャー“DJ・ガット・アス・フォーリン・イン・ラヴ”やジェニファー・ロペス“オン・ザ・フロアー”等々、トップ・スターたちからシングル曲のフィーチャリング・アクトとして請われ、期待通りの特大ヒットを連発。パーティ・ロッカーとしての揺るぎない人気と地位、“新世代の客演王”という呼称を得ることとなる。

そして待望のアルバム『プラネット・ピット』からの1stシングル、Ne-Yoらをフィーチャーした“ギヴ・ミー・エヴリシング”が念願の全米/全英1位獲得!日本でも洋楽主要モバイルサイト全ての着うたR・着うたフルR両チャートで1位、USENチャート1位獲得、ラジオ・チャート4週連続1位と最大のヒット・シングルとなった。その後も映画『メン・イン・ブラック3』のテーマ曲やマイケル・ジャクソンの『BAD25周年記念盤』用の特別シングルとして「BAD REMIX」を手掛けるなど、自身のニックネームである“Mr.ワールドワイド”を裏付けるスーパースターぶりを発揮。

2012年の夏にはサマーソニックに出演、その暮れにはメジャー第3弾となった『グローバル・ウォーミング』を発表し「ドント・ストップ・ザ・パーティー feat. TJR」、「フィール・ディス・モーメント feat. クリスティーナ・アギレラ」、「ゲット・イット・スターテッド feat. シャキーラ」など数々のヒット曲を世に送り出した。

2013年には初となるピットブル公認のコンピレーション<Mr.305 feat.ピットブルと愉快な仲間たち『インターナショナル・テイクオーバー~世界征服宣言~』>を発売。同年秋には初の単独来日公演を行い、全箇所ソールド・アウトにした。同年暮れには自身2度目となった全米/全英1位を獲得した大ヒットシングル「ティンバーfeat.KE$HA」を始めとした新録曲を追加収録した『グローバル・ウォーミング~最強盤~』を発売。2014年にはシングル「ウィー・アー・ワン(オーレ・オーラ)feat.ジェニファー・ロペス & クラウディア・レイチ」がFIFAワールドカップ公式ソングに起用され、開会式ではワールドカップの幕開けにふさわしい熱演で全世界を熱狂させた。