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Eric Duncan

Rub N Tug

  NYアンダーグラウンド・ディスコ〜ハウス・シーンにおける最重要人物、Eric Duncan(エリック・ダンカン)。
DJ Harvey以降のワイルドなミクスチャーセンスを体現できる数少ない本物のDJの一人。
Thomas Bullockとのレジェンダリー・オルナタティヴ・ディスコデュオ「Rub N Tug」としても世界中で活躍している。

1990年代中期にNYマンハッタンのダウンタウンでDJ活動を開始。1996年に、プロスケーターのRick HowardとMike Carroll、ハリウッド映画監督のSpike Jonze(当時はビデオディレクター)、そしてRickの妻であるMegan Baltimoreの4人によって1993年にカリフォルニアで設立された、スーパースター揃いのスケートボードカンパニー「Girl Skateboards」の超名作ビデオ『MOUSE』の音楽をキュレート。

その後、伝説のDJクルー「Wicked」の元メンバーにして、DJ Harveyとのユニット「Map of Africa」でも知られる奇才、Thomas Bullockと「Rub N Tug」を結成。HARDCORE partyを繰り広げ、NYのアンダーグラウンドなレフトフィールド、ディスコ・シーンを形成。2005年にベルギーのEskimo Recordingsからリリースした『Rub N Tug presents Campfire』では、ハウス、ディスコ、ロック、エレクトロなどジャンルを超えて、彼ら自身のパーティーのグルーヴを凝縮。”ミックスCDの金字塔”として今も称賛されている本作により、DJ/パーティーコレクティブとして世界的な評価を決定的なものにした。

2006年にLiv Spencerと「Still Going」をスタートしてDFA Recordsよりシングルリリース。さらに、Dean Meredith (Chicken Lips)との「The Rhythm Odyssey & Dr. Dunks」では、強烈なディスコダブやスローモなアシッドエレクトロ・チューンをGolf Channelよりリリース。2015年にはNYの盟友Justin Vandervolgen (My Rules, TBD, !!!)とラギッドなアナログマシーンミュージック・プロジェクト「Happy Family」を始動して、303使いが印象的なアシッドハウスやレイヴィーなシンセリフが鮮烈なダンスナンバーをドロップ。2016年に本名「Eric Duncan」名義では初となるオリジナルソロ作品を発表。80'sイタロディスコムードやバレアリックなエッセンスを絶妙に散りばめたニューディスコ・トラックに、イタリアの重鎮Daniele Baldelli & Marco Dionigiの黄金コンビがコズミックな中毒性の高いリミックスで華を添えた。

ソロ名義「Eric Duncan aka Dr. Dunks」では、オリジナル/リエディット共に多数の傑作をリリース。また、ソロおよびRub N Tugなどのコラボで、Beastie Boys、Grace Jones、Cold Play、Roxy Music、Bryan Ferry、Robbie Williams、Laid Back、Groove Armada、LCD Soundsystem、Chk Chk Chk、Lindstrøm、Todd Terje、Daniele Baldelli、Locussolusら数多くのリミックスも手がけている。

2005年の「Stussy Major Blade Tour」では、Michael K (Gimme 5)、Paul T (Sarcastic)らと全国4都市を回り、2013年には全国9都市に及ぶ「Rub N Tug Japan Tour」を敢行。2015年の東京ファッションウィークに開催された「Know Wave Tokyo Party」では、カリスマスケーターAlex Olsonらと来日出演。2017年に青山で行われたCalvin Kleinのエクスクルーシヴ・パーティーでは、Nina KravizやJamie xx、James Murphyらと共にDJ参加するなど、音楽やアート、ファッション、ストリート・シーンと深い関わりを持っている。ここ日本でも絶大な人気を誇るEric Duncan、2019年以来3年ぶりとなる来日がいよいよ実現する。