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Ash Lauryn

Underground & Black

  現行のダンスミュージックシーンの中で今、最もホットなDJといえばAsh Laurynの名前を間違いなく挙げるだろう。彼女の生まれ故郷デトロイトの先輩アーティスト、Jeff MillsやUnderground Resistance、Moodymann、そしてTheo Parrish等と共に脈々と受け継がれてきたこのモータウンのスピリットを「Underground & Black」というスローガンを掲げ現代のシーンに昇華。これは彼女がレジデントホストを務めるNTS Radioの番組タイトルであり、黒人女性としてダンスミュージックの世界をナビゲートする自身の苦悩や成功を綴ったブログ、そして地元の有名フェスティバル「Movement」で開催した自身のパーティーにもなっている。現在はアトランタに拠点を移し、同胞の先輩アーティストKai AlceやVicki Powellに影響を受けながら、アメリカのみならず世界中の様々なクラブやフェスティバルで評価を集めている。近年ではベルリンのPanorama BarやロンドンのPrintworks、クロアチアのDimensions Festival、そしてニューヨークで開催されたBoiler Room FestivalではRon TrentやKyle Hallと並び出演し圧巻のパフォーマンスを披露。現在はプロデューサーとしての才能も開花し、同胞のプロデューサーStefan Ringerが主催する「FWM Entertainment」で「Truth EP」をリリース。RAのインタビューでは「私がプレイする音楽の90%はブラック・アメリカン・ミュージック。それ以外のやり方なんて考えられない。」と語る程、まさしく新世代のブラック・ダンスミュージックをリードする存在になりつつある。