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Pier Bucci

Crosstown Rebels

繊細な音色と実験的なリズムによる幻惑的なサウンドで知られるチリ人プロデューサー、Pier Bucci。ここ数年、注目を集めるようになったチリのエレクトロニカシー ンの中心人物と言えよう。同じチリ人であるRicardo VillalobosやLucianoと並び、 今、最先端のエレクトロニックミュージックを作っているアーティストの一人である。南米のメロディーとリズム、そしてエレクトロニックミュージックを融合させた 体の中にまで突き刺さるようなサウンドはダンスミュージックを新たなステージへと 導いている。

チリのレーベル、Ruta 5のコンピレーションに収録された楽曲でプロデューサーとし てのデビューを果たしたPierrはその後、Skipsapiensや、Mambotur、Monne Automneなどの名義で様々なアーティストとの共同作品をリリースしいくこととなる。そのア ナログで温かみのあるメロディーと精妙なエフェクトワークによるサウンド作りで評 価を高めていき、2002年にMulticolor RecordingからリリースしたMambotur名義での アルバム“Atina Latino”で広く名を知られるようになる。ドイツに移住してからは、Ricardo VillalobosやSchopf brothersらと共同名義や、Andresとの兄弟ユニッ トなど、多くのコラボレーション作品をリリースしてきている。

2004年、イギリスのレーベルCrosstown Rebelsからリリースされたアルバム“Familia”により、個人名義での活動を開始することになる。ベルリンとパリでレコーディング されたこのアルバムでは、Armelle Piolineによる不気味なヴォイスサンプルが印象 的な“L'Nuit”や “Tita”、ラテンテイストあふれるヴォーカルが鳴り響く“Hay Consuello”などが収録されていて、絶妙のハーモニーと、深みのあるリズムが組み 合わさったそのサウンドは部屋でも、ダンスフロアーでも機能する完璧なバランスに なっている。