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Joel Mull

Inside Records

1975年ストックホルムに生まれる。幼い頃ピアノを習い始めた事がきっかけで音楽を始める。その後、ピアノはキーボードにとって変わりシンセサイザーへのめり込んで行く。その後も彼の音楽への情熱は冷めること無く、スェーデンのミュージック・スクールに6年間通いトップ・ミュージシャンとしての教育を受ける。在学中も様々な音楽教育を受ける中、ジャズやヒップホップやソウル、そしてエレクトロニックミュージックの代表格でもあるKraftwerkやDepeche Modeなどを好んで聞いていた。そして91年に初めて行ったレーヴで聞こえて来たダンスミュージックに強く衝撃を受けたJoelはその未来に可能性を感じ更にのめり込んでいった。その後、以前のスクールメイトでもあったAdam Bayerを通してTechnicsと出会い、そこからミックスされて生まれるレコードの音色に取りつかれていった。93年には自身のサンプラーを購入し、95年にはLoopやJericho、Primeevil、Drumcode、Code RedやSvekと言ったトップレーベルから多数のリリースしその才能を開花させる。97年には、Inside Recordsを設立。自身の追い求めるサウンドを独自の世界観で表現する傍ら、多数のアーティストの作品をリミックスしリミクサーとしても才能も垣間見せている。DJとしても幅広い選曲とテクニックで世界から高い評価を受けている。Adam BayerやCari Lekebuschと共にスェーデンテクノの代表的DJ/プロデューサーであるJoelのオリジナリティー溢れるスィーディッシュ・サウンドを体感して欲しい。