Clubberiaをご覧の皆様、いかがお過ごしでしょうか?
7月以来となるYUTA連載企画「VISION」、ついに第二弾リリース!是非ご一読いただけましたら幸いです。第一弾は、梅雨明けに主催したフェスティバル「EDEN」を軸に、「LDG(Liquid Drop Groove)」の成り立ちや音楽の方向性について、長文で思いを綴らせていただきましたが、今回は11月20日から23日の3日間にわたり沖縄で主催する「Agaitida」の魅力をたっぷりお届けします!
「Agaitida」は2015年の大晦日に沖縄の離島・宮城島にて産声を上げました。宮城島は沖縄本島から海中道路を渡って行ける島です。初回はウクの浜ビーチと呼ばれる設備が一切何もない場所で開催しました。「Agaitida」の開催に至る背景と、初年度の苦労は涙なくしては語れないです(笑)。良き理解者であり盟友でもある沖縄重要人物の一人タカユキ氏がいなければ形になっていなかった「Agaitida」。他にも沖縄に移住した友人や東京の仕事仲間が協力してくれたお陰様に尽きます。
2012年から2014年の丸3年間、当時の僕は新宿FACE(旧Liquid Room)で大晦日にカウントダウンパーティを主催していまして、900名のオーディエンスが集まる盛り上がりだったのですが、20代から30代に入るとカウントダウンには来れない友人が増えたり、海外フェスでカウントダウンを過ごすのがムーブメントだったり。時代の流れを感じながら、僕自身の好奇心も変わっていったし、土地のバイブスも肌に合わないな〜と思い始めていたタイミングにこの街から見る初日の出を見て“理想の初日の出を探そう、ここじゃない”って事で南を目指しました。完全に勢いと情熱のみですね(笑)。当初は宮古島で開催を目指し視察で一週間以上は滞在したものの、飛行機の便数も豊富で部材が多く揃う沖縄本島に焦点を絞りました。
初年度の主な苦労
・うーとーと
・挨拶回り(同じ土地でも所有者が複数いて大変だった)
・草刈り
・水道は主催側で水タンクを大量に準備
・汚水が出さないよう使用するのは環境優先の歯磨き粉と石鹸
・沖縄と東京を往復(合計滞在期間は2ヶ月)
・ビーチクリーンを皆んなで徹底して元より綺麗に
特筆しますと「うーとーと」の体験談でしょうか。沖縄には数多くの御嶽や神様が眠る場所があるので、ユタと呼ばれる方にお付き合いいただいて、会場や近辺の複数箇所に挨拶回りを行いました。古いことわざ「郷に入っては郷に従え」があります。理解を得られる努力・地元に受け入れてもらえるやり方、共存の下地作りに時間と労力を注ぎました。パーティを手伝ってくれる仲間作りは重要です。信用と信頼をしてもらえるまで、何を言われようと赤字だろうと通い続けるのは言うまでもなく。
当時は僕がトランスシーンで活動していたので、ラインナップも今とは異なるテイストでした。兎にも角にも、文字通り気合いと根性でやり切りました!「村お越しと野外パーティ」っていうバイブルをいつかリリースできたらこの上なく最高ですね(笑)。
2016年は11月に恩納村ココナッツムーンというビーチ沿いのライブハウスにて。ボーカル付きトランスロックバンドのツアーパーティを題材に、沖縄と東京の親睦会的な立ち位置でこじんまりと開催しました。というのも、同年9月に「LDG」を発足させたので(「LDG」のレーベル構想は2015年からで、僕のテクノDJとしてのキャリアも2015年からスタートなんです)「LDG」名義で八丈島(伊豆七島)を舞台に狼煙となる野外パーティを外タレ3組を招聘して開催していた背景があって、しかも八丈島の前週に「Dommune」を組んでいたりと、今では考えられないほど、連発できるバイタリティだったんですけどね(笑)。とは言え、年に2回も島レイブの主催は容易じゃないのが現実でした。例えば、その土地の権力者との付き合いは場面でありますし、お互いを理解するには膨大な時間を要します。
2017年も苦労の連発でした。詳細はここに書けないヤバめ案件なので掻い摘んでお伝えしますと、アナウンスをしていたにも関わらず、開催二ヶ月前にそのエリアの自治体も絡む村事情に巻き込まれてしまい、急遽会場を探し直す事になったんです。とにかく困りました。島はエリア毎に特徴がありメンタリティも変わる傾向で、沖縄は戦争時代の背景も色濃く残っているし、アメリカ軍が沖縄の土地の大半を占めていたり、理由は色々です。とは言え、何にせよアナウンス済みだったので落ち込む暇はなかったですし、煮えたぎっていましたがそれが原動力になっていたのかも(笑)。この年は恩納村の「県民の森」で開催しました。外タレ2組、ダブ・ベース系打ち込みバンド、テクノの方向性も現行「LDG」を匂わせるラインナップでした。
2018年は東村の又吉コーヒーファームにて。この回では大型バンドの招聘にチャレンジしたり、外タレも招聘、時間帯でフロアを移動させたりと。3日間の開催で日別チケットも販売していたので、リストバンドチェックやチケット券種の多さが逆効果で苦労するなど、身内寄りの出演者にパーキング業務をサポートしてもらったり(某先輩プロデューサーはパーキング業務中に、業務場所で隙を見てリハに励んでいた笑)手作り感満載で楽しかったです。会場が販売していた「おふくろの味的なカレー」が忘れられないです。東村といえば、当時アメリカ軍の移設問題が辺野古で勃発した時で、微力ながら現地に飛んでそこで感じた思いをSNSに投稿したり、沖縄愛が一層深まっていった自覚を鮮明に覚えています。パーティも重要ですが、政治や環境に目を向けるオーガナイザー・アーティストって世の中に必要だよなぁって思うようにもなりました。
5度目の開催となる2019年からは、規模を一気にスケールアップ!過去のアベレージ動員300名を600名に!伊計島はAJリゾートホテルを貸し切っての開催。2ステージにて同時進行、2015年以来のトランスタイムが復活。外タレはアジアから4組、ヨーロッパから2組、テクノ・ハウス・ダウンビート・ベース・アンビエントでお送りしつつ時間帯でトランスを配置しておりました。それはそれはリゾートホテルが快適すぎて、皆んなフロアになかなか出てこない(笑)!2018年からアジアを視野に入れたコンセプトを「Agaitida」に導入しつつ、お披露目となった2019年は「東南アジアのハブを目指す」を掲げて盛大に開催しました。僕自身も2019年からアジアツアーを積極的に組んで行った背景があります。2011年頃からインドとタイには何度となくDJ武者修行に1ヶ月単位で行ってたのですが、音楽の変化と共に目指すアジアのエリアも変わっていった重要な一年で、その時の遠征や旅で得た経験を「Agaitida」に落とし込んでいきました。多くの人が関わる「Agaitida」は2019年からゆっくり全国区になっていった肌感です。そしてアミーゴことケンゾー氏が主催に加わったのも2019年。「Agaitida」ヒストリーで最重要な出来事でした。ハブ(毒蛇)を設営中に二度も見れて光栄でしたが、沖縄では茂みに入らない・野ションは厳禁もこの頃に覚えました。これがハブに噛まれないベストな対策なんです。ホテルの近くに御嶽があり挨拶に伺った際の空気感に「安易に立ち寄ってはならない場所は存在する」という体験もあります。
そして2020年、パンデミック中でした。その中で皆んなの一筋の光になる場を提供できた事は誇りですし、何よりも本望でした。夕陽とシャボン玉とWata Igarashi。この三拍子が2020年のエモーショナルMVP。あの瞬間は皆んなの夢でした。子供達が走り回る姿は未来でしかありません。それと同時に子供ギャングが現れたのも2019年からで、2020年も継続でしたね(笑)。2019年にカップをデポジット制にしたのですが、子供達が毎朝起きるとカップ探しの冒険に出るんです。なかなか凄いんですよ、大胆っす!かっぱらう的な(笑)。カップ集めでゲットした小銭で焼き鳥を買うってのが流行ってた模様。とっても可愛いかったです。
「Agaitida」の歴史について触れてきましたが、ここからはいよいよ今年について解説したいと思います!主催チームのMasafumi Takeが作成したnote(Agaitidaの遊び方)はご確認いただいた前提で、僕が見る景色から伝えたい点を抜粋いたしますね。
4日間の意図
夏に続き4日間での開催、遊び好きなのはさておき(笑)。なんと言ってもゆっくり過ごせるのは醍醐味です。長期間で開催するフェスティバルでの過ごし方や魅力については本連載「VISION Vol.1」をご覧ください。
来年は4日間がハマる日程はないので、この体験も今年のうちに是非体感ください!夏に4日間を初めて体験した主催メンバーからも「出来るだけ長期間を」と提案もらえて心強いです。実は、そもそも3日間で開催を考えていたのですが、僕らのアイデアや遊び心がシーンにとってスパイスになればハッピーと考えを改め4日間開催に踏み切りました。物理的に開催期間が長くなればレンタルする部材や人件費も当然増るので、ビジネスという側面では黒字から遠ざかる訳です。それを凌駕する体験がそこにあるから、4日間を選択しました。
会場は沖縄県最北部の村、国頭村。ここは南国のジャングル。手付かずの原生林が残るエリアで天然記念物が生息しており、今年7月にユネスコ世界自然遺産に認定されました。会場となる「ペンション与那覇岳」は標高300メートルほど。ここから見える景色は一見の価値あり。日中は降り注ぐ強い陽射しに、サンセットタイムは遠くに見える離島に落ちていく夕陽とグラデーションの夕焼け空、夜は満点の星空と、素晴らしいロケーションのお陰様ですね。4日間の中でヤンバルの大自然もご堪能ください。
日毎のコンセプトとその想い
「Agaitida」のパーティコンセプトとは別に、4日間の中で日毎のコンセプトを設けております。まず、DAY 1は「Ascent」上昇という想いを込めました。僕らが主催するフェスは初日がアウトオブコントロールになりやすいんです(笑)。とにかく盛り上がるんですよね。遠方から飛行機で来て、更には車でミニマム90分です。フロアの爆発的な勢いをしっかり受け止めていきますね。音楽的にはトライバルなテクノハウス、ディープテクノをイメージしております。
続くDAY 2は「Meditate」。熟考と受け取ってもらえましたら幸いです。今年も目まぐるしい世の中でした。そんな中フェスティバルが開催できる事そのものが有り難く受け入れてくださった沖縄に感謝です、それを知ってほしいですし忘れないでほしい。「当たり前の世の中」に戻っていく前に、パーティが出来る喜びを。Agaitidaからのメッセージです。初日で飛ばして、二日目に雄大な自然を前に色んなキッカケとなれば最高です。DAY 2はダウンビートから始まり、リスニング要素が強めの時間に入り、ミニマルハウスから夕焼けに向かってアダルティなハウス、ディープなダウンテンポにダブテクノ、夜はテクノです。
そしてDAY 3は「Regenerate」再生です。「Agaitida」は一年の野外フェス締めなのでガンガンいきましょう!に尽きます(笑)。上がって下がってまた上がる、この日が山場です。僕は夜のテクノタイムにプレイしますが、DAY 3は一日を通して何が飛び出すか分からないですね、サイケデリックなダウンテンポにスローでディープなハウス、アンビエントテクノにサイケデリックなテクノは浴びれると想定してます。ヤバいです!
DAY 4は「Carry On」続行と名付けてます(笑)。全ラインナップを発表した後の10月末に沖縄の音楽シーンに多大な功績を残し、今なおアップデートするパイオニア、京都に帰還したChurashima NavigatorのSINKICHIさんの出演が急遽決定しました!そして本フェスティバルのクロージングは、全てを包み込む包容力と音楽性を兼ね備えたあの方にお任せしました。お楽しみに!
アジアからのアーティスト
今年は台北のテクノハウスシーンを率いるYoshi Noriを海外アーティストとして招聘します。コロナ禍の新たな試みです!余談ですが、招聘成功の秘訣は海外渡航の知識とノウハウに、最新情報は常にリサーチするのは当然の事ながら、最終は本人のヤル気と気合いでしたね(笑)。
台湾と日本のハーフであるYoshi Noriは、2003年にシカゴでキャリアをスタートさせます。2018年に惜しくもクローズした台北の代名詞だったクラブKonerでレギュラーパーティを持つなど、長年台湾のシーンを支え続けてきたキーマンの一人です。2020年よりYoshi Nori自身が運営するレーベル「禁(JIN)」を始動し、Mr. Ho・Gonno・Mogambo・Samo DJ・Groundといったアーティストの作品をリリースしており、現行の台北シーンをリードするクラブPawn Shopやアジアンテクノを先導する野外フェスティバルOrganik Festivalの常連DJであり、香港のクラブ「宀」のPodcastからリリースされたミックスではアシッディなミニマルやデトロイトの影響を受けてきたYoshi Noriを堪能できるでしょう。
僕自身、2019年に台北B1というクラブでYoshi Noriを体感したのですが、音楽の方向性が漢を感じる硬派なセレクトで絶妙でした。非常に素晴らしかったです。
「Agaitida」のコンセプト
「Agaitida」は沖縄の方言で「陽が上る」。つまりアガイティーダの由来は朝陽なんです。オリジナルアイデアは初日の出パーティからきました。様々な経験を積んでいった中で、朝陽より夕陽が好き、朝陽より先に沈没してしまうなど(笑)、時間の経過と共に僕らのコンセプトはリゾートフェスティバル・東南アジアシーンの一角を担うハブ的な立ち位置という構想を2018年に、コンセプトとして新たに掲げたのが2019年です。
出店の紹介
今年の出店は20店舗!飲食16店舗に、物販が6店舗。飲食はクラフトビールやクラフトジンに、クラフトコーラ・薬酒と割もの各種を取り揃えたメインバーの他に、数あるメスカルを豊富にラインナップした特設バーも設置。ビーガン料理に沖縄そばや地元料理からスイーツまで、選び抜いた食材とクオリティが高いメニュー。食べる楽しみは4日間の長期滞在には必須です。飲食の充実度合いはフェスのホスピタリティに直結すると僕らは考えているので、たくさんの出店者さんにご協力をいただいている背景があるため、「Agaitida」では今年から飲食の持ち込みをご遠慮いただきますよう、ご理解とご協力のほど何卒お願い申し上げます。 尚、物販では沖縄の風を感じるモリンガ商品やベンガラ染めのワークショップにボディアートやタイ古式マッサージなど、フェスの彩りを演出してくれる縁日もお楽しみください。
マイカップ
今年は「ゴミを減らす、ゴミを作らない」について一歩前に進みたく、是非マイカップのご持参を推奨させてくださいませ。マイカップをお持ちでない方は、ドリンク代に別途200円のプラカップを都度ご購入いただきます。または、蓋付きアガイティーダボトルを1000円で販売いたしますので、ご利用くださいませ。世界自然遺産エリア内での開催です。天然記念物や原生林がそのままの姿で残っています。散策も気持ち良いですし、自然との共存を楽しみながらゴミゼロをイメージしていきましょう!今年の経過を見て来年はまた新たな試みを展開していけたら主催として本望です。
観光
会場となるペンション与那覇岳から徒歩7分の森林公園に展望台があります。ヤンバルのジャングルを見渡せる景観は一見の価値ありです。また、会場から車で10分ほどの距離にビーチが点在しています、特にオクマリゾートホテルのビーチはお勧めです。
「VISION Vol.2 "Agaitida" 」いかがでしたでしょうか? お読みいただきありがとうございます。最後に、「Agaitida」主催チームのメッセージをご紹介しますね。是非ご一読お願いします。それでは「Agaitida」スタッフ一同、会場でお待ちしております!道中や、フェス前後の旅路もお楽しみください。
■Kenzo
1. Agaitidaに携わる経緯
DJ TAKAYUKIを通して主宰YUTAとの出会いです。
それまで沖縄では、本土からの落下産イベント(本土オーガナイザー主宰のイベント)は数回行われておりましたが、地元への負担が大きく、正直最初は警戒していました(笑)。
約3年、徐々にYUTA氏の熱意・ビジョンが伝わり、関係性を築き、4年目には共同主宰を決意。今となっては自分にとって一年で最も楽しみにしているお祭りに。
2. Agaitidaの魅力と楽しみ方
音楽はもちろんのこと、気候とロケーションです。
本州では紅葉の時期になり、早いところでは初雪の便りも聞こえてきますが、11月の沖縄はまだまだ日中は汗ばむこともあります。それに加えて降水量も1年の中で少ない部類に入りますので天候が落ち着きやすく、何と言っても湿気が少なくてカラッとしている日が多いので野外パーティー・キャンプにはピッタリと言えるでしょう。
また会場は今年世界遺産に認定されたヤンバル国立公園に隣接しており、珍しい地形や珍しい動植物、亜熱帯照葉樹林やマングローブ林があるのが特徴です。
とにかく自然たっぷりの会場や、やんばる国立公園。Agaitidaを楽しみつつ周辺でどんな体験ができるのかをまずは把握し、プランを立てるのがやんばる国立公園を堪能するポイントです。
3. 来場者へのメッセージ
Agaitidaも今年7年目を迎え年々大きく成長しています。今後も問題なく開催できますよう、美しい自然と地元の方々への配慮を忘れずに!
■Takayuki
1. Agaitidaに携わる経緯
サイケデリックアートなRave partyを巡る中でYUTAくんと繋がり、ある種の音楽に対するストイックな気持ちと、パーティを運営する仕組みや知識を豊富に持っている事に感銘を受け、「Agaitida」を共に開催して来ました。
東京から来る運営の裏方さんや設営アーティストさん駐車場係りを受けてくれる強力な仲間達を地道にチーム構築できたのは「LDG」だからこそ集まったのだと思いますし、創造している空間や音のデザインなど、トータルで自然に対して気持ち良くて優しくあろうとする姿勢に共感しています。
僕は沖縄在住ですので役場との交渉や地域住民への開催説明、沖縄視点から見たフィードバックを「LDG」に伝えること、などをしています。沖縄でハイクオリティな野外音楽祭を開催し続けている「LDG」チームに感謝しています。
2. Agaitidaの魅力と楽しみ方
世界遺産認定されたヤンバルの森を散策したり、近所の海にドライブに行ったりと、自然遊びが充実しています。ファミリーでの来場も多く、子供達の元気な笑い声とシャボン玉の演出で日中は平和な世界が繰り広げられています。
夜は満月と煌めくVJの幻想的な世界に極上の音楽がマッチし、最幸な飲食店通りと最高峰のロケーションも約束されていることでしょう。
個人的には万珍酒店でメスカルが呑めるチャンスですので非常に楽しみです。4日間あるのでいっこづつ楽しみましょう!
3. 来場者へのメッセージ
国頭村は自然豊な静かな村でして、ヤンバルクイナなど希少な生物も沢山います。どうか車で爆走しないようにお願いいたします。
■Tsutomu
1. Agaitidaに携わる経緯
「Agaitida」主催でもある「LDG」チームにお声がけいただき、これまで2019年、2020年にて携わらさせていただきました。
「LDG」主催イベントは、裏方として多くの事を学ばせてもらった大切なイベントであり、そんな中、沖縄でスタートしていたAgaitidaにおいて、
"Amigoさん率いる沖縄チームと東京チームである「LDG」チームの融合を掲げ、アジアのハブとなるようなイベントへと成長させ、大切に育んで行きたいんだ"
とゆう猛烈にワクワクするお話を伺い、自分の中で何か出来る事はないかと、大変興奮した事を今でも覚えております。
2. Agaitidaの魅力と楽しみ方
沖縄のヤンバルのジャングル、遠くには沖縄の海を眺望し、さえぎるものが一切ない大絶景は唯一無二です。ラインナップは日本が世界に誇るDJ NOBUさんを筆頭に繰り広げられ、緻密な計算によるタイムテーブルはもはや完璧です。
そして東京は秋から冬へ変わるちょっと寂しい気持ちの中、沖縄に着いた瞬間のまだまだ暖かい空気に包まれた瞬間のBack to Summer感は、それだけで心が、"ぽっ"と温かくなります。
また、沖縄ならではの出店も本当に美味しくて、食べて、踊って、時には友達や家族、恋人と雄大な大地を眺め、夕陽に黄昏れる。
これ以上の贅沢があったら教えて下さい。笑
3. 来場者へのメッセージ
我々は沖縄の自然や、そこに関わる多くの人の思いを日夜想像し、またダンスミュージックシーンを大切に育てています。
沖縄の地にて何事にも代え難い、贅沢な時間を共有致しましょう。
必ず心震える瞬間が訪れる事を約束致します。
■Masafumi Take
1. Agaitidaに携わる経緯
昨年LDGとKatharsisで共催したLDG4周年の野外のかたわら、Agaitidaに関する情報やエピソードをずっとYUTAさんから聞いていました。プロモーションとチケッティングのサポートとDJ出演でお誘いを頂き、自分も沖縄はとても好きな場所だったのですぐに携わらせて頂きました。実際に現地に着くとロケーションでテンションがかなり上がりつつ、自分でも納得いくDJプレイができました。YouTubeにDJムービーがアップされているのでよかったら見てみてください。
2. Agaitidaの魅力と楽しみ方
「レイヴツーリズム」という概念があるとするならば、その頂点に近いところにある野外パーティだと思います。レイヴは音楽を軸としながらたくさんの要素が絡みあって奇跡のような瞬間を味わえることが魅力だと思いますが、特に重要な要素がロケーションとそこにいる人々でしょう。ロケーションは初めて来る人を圧倒させる開放感で、特に晴れた日のサンセットは関東とは全く色合いの違う空の色を見せてくれます。車を走らせれば美しいビーチや観光スポットが豊富なので4日間をたっぷりじっくり楽しんでほしいです。
お客さんはもちろんスタッフや出店の方々も沖縄の方が多く、いい意味で地元の野外パーティとして成立している部分も魅力です。沖縄の方は文化的に親戚一同で集まって歌ったり踊ったりすることに慣れているので、その中で肩肘張らず自然に音楽を楽しむことができると思います。関東のレイヴと違っていつもお馴染みの客層というわけではないのも魅力の一つです。
また、出演アーティストが今年はさらに幅広くなっており、テクノ以外のDJの方々がどんなプレイをしてくれるのかも楽しみにしてほしいです。
3. 来場者へのメッセージ
沖縄での野外パーティと聞くと、最初は遠いとか知らない土地だなという不安が湧くかもしれませんが、不思議なもので人間遠くに旅行に行きたいとか知らない人と知り合いたいという欲求が誰しもあるんですよね。そういう不安要素を潜り抜けた先に「Agaitida」という楽園があるので、少しでも気になっている方は遊びに来てほしいです!
「Agaitida」が初めての方に向けたガイド記事をnoteで書いたので、ぜひ参考にしてみてください。
https://note.com/liquiddropgroove/n/n49cf617338f4
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