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Ibiza Through RAHA’s Eyes - vol.16: 旅の始まり。まずドイツ(Frankfult)へ



4/18(木)
さあいよいよ再び旅が始まりました。Ibizaから10月末に帰国して以来のヨーロッパ。気が付くともう6ヶ月も経っています。光陰矢の如しとはこの事。冬の間にもこちらに何度も来たいと思ったけど、やっぱりどう考えても冬のヨーロッパの寒さは俺にはムリ。特に今年は寒い時期が強めだったとの話しもあり、Berlinとかの最低気温ー15℃とかは、亜熱帯育ちの俺にはどう考えてもムリ。音楽だの文化だのと言ったスピリッツで補いたくても、ムリなものはムリだ。何とかである前に生き物であるので俺死んじゃう。
という訳で、自分にとってはまあ何とかギリギリのこの4月のタイミングでのドイツ来訪。俺が来る1,2週間前は雪が積もってたりと恐ろしい情報も入ってたけど、運良く俺が来る前の週ぐらいから一気に暖かくなったようで、まあ何とか無事に済みました。

まず最初に今回の旅の予定を。今回の第1の目的はこれ。

SUNWAVE FESTIVAL http://sunwaves-fest.ro/index.php


こっちでちゃんと分ってる人であればだれに聞いてもほぼ全員「one of the best fes in the world」という答えが返って来るルーマニアのbest fes。Ricardoあたりが毎回必ず出ているのはまあ当然として、さらに彼に次ぐRhadoo, Raresh, Petreが毎回なのもまた至極当然。だがもちろん彼らもだが、プラスむしろ狙いはその下。そのあたりのレコードを買っている人じゃないとこれは分らない世界だろうけど、彼らの横並びもしくはその下のエリアにヤバいのがゴチャゴチャっといる。そして彼らはまだアンダーグラウンド過ぎてほぼまだ日本には来ていないしまあ将来呼ばれるのも端からすぐにポンポンと、というわけにはいかないだろう。そういったあたりがほぼほぼ顔を揃えてる。
そして何より重要なのは彼らのあのルーマニアンハウスシーンのあのフロアーの空気感。あればかりは、あの客層、DJ周りの遊びに来てる友達連中、バックステージ周りのヤツらのあの感じ、、、それとセットで聞かない限り本当に脳と細胞であれを理解する事は最もできにくいジャンルの一つと俺は思った。普通の暮らしをしている普通の日本人が普通にあれを聞いてもまず分らんだろう。実際Ibizaでも彼らの主宰するNext Waveに幾度となく足を運んだが、あの空気感は日本のクラブのそれと最も対局にあるものと言えるだろう。あれを感じれると、あの一見ダラダラしたミュージックがなぜこんなにもダンスミュージックなのかが理解できると思う。あの本当の良さの意味も。
正直日本でプレイしていると、時に「もっとアゲてアゲて~」って言う声がよく聞かれる。それはそれで別にいいんだけど、ダンスミュージックというものの楽しみ方、捉え方の大きな質的なギャップ・違和感はそこに確実に横たわっている。いつまで経っても観光客ぽいと言うか。それを何とかヨーロッパでも共通できるような感覚に自分も含めて進化させたいと思って取り組んでいる人は、自分だけじゃなく周りにも多いと思う。


今言ったような、まあルーマニアンハウスのアーティストだけではもちろんないけど、そう言った、まだほぼほぼ日本に紹介されていない、でもこちらヨーロッパではそのリリースや存在はとっくに旬でシーンを席巻している、っていうアーティストを呼ぶアンダーグラウンドで小中規模のパーティーを前から始めたいなあと実は思っていた。

という事で、シーンに対して思う事に共有できる部分が多く、ちょうど同じタイミングで同じような考えをよく話していたアーティストとしても尊敬できる友人PI-GEと、満を持して始めます!



ーー 6月8日(土) AIRにて、新パーティーSTART!! ーー

記念すべき第1回目のゲストは、ルーマニアの新星『Egal 3 aka VID』を招聘します!


http://www.clubberia.com/en/artists/4477-Egal-3-aka-VID/


まあ日本ではレコード屋さん行ってる人じゃないと分らないだろう。でもね、この人の曲、俺はもちろんだけど、日本の周りのDJの人達、ものすごくかけてる。みんなすっごくよく聴いた事ある曲何曲もあると思うよ。数曲だけ曲のリンク貼っておくのでよかったら是非聴いてみて下さい。もし曲聴いた事ない~って言う人いたら、逆にいい機会だから是非トライしてみてね。音楽って人それぞれの好みだから、好きって言う人も嫌~いって言う人もいると思う。それが普通だしそれでオッケー。でもこれはホント日本の人達に知っていってもらいたい俺のお勧めアーティストだよ :) みんなの中で好きって言う人が少しでも増えたらいいなあ。
あ、ちなみに彼、名義2つ持っていて、『Egal 3』ともう一つはよりDeepでダビーな方向の『VID』。どちらも◎。
ちなみにBeatportのページの彼のTOP10 TRACK、って全然TOP10じゃないからね。Beatportにはむしろまあまあのが載ってる(笑)。

では代表的な分かり易いのでこちらどうぞ(笑)! Technique Recordさん、ご協力ありがとうございます!!

●EGAL 3
『Orchestral (Vid Re'Shape Remix)』
http://www.youtube.com/watch?v=zr-83SDmv9o
http://www.technique.co.jp/item/101506,KNMV003.html

『Remaster』
http://www.technique.co.jp/item/100721,YIM002.html

『Play You (Povestea Continua Mix)』
http://www.technique.co.jp/item/99914,MEM011.html

●VID
『Partita Ab.』
http://www.technique.co.jp/item/100514,PLZ004.html


このパーティーに関しては、パーティー名始め出演者等アップデートするので是非チェックして下さい。Deepなパーティーです。間違いなく面白いパーティーになると思うので、6/8(土) AIR、僕のこのコラムの内容やこういったシーンの動きに興味のある方、是非遊びに来て下さいね!




さてさて、自分の宣伝から始まってしまいましたがこれぐらいにして、本編の旅に戻りましょう。
Rufthansaを使うのは3年振りぐらいかな。割と好きなair lineです。


Ibizaに長く滞在する時に比べればほんの少しだけ荷物は軽いけど、それでもスーツケースは30kg近く、手荷物と合わせると軽く40kgオーバー。これはホントに疲れる。いつもの事ながらこの荷物の重さだけが本当に苦難。東京では毎日車しか乗らないし、だから重い物はそんなに長くは持ち運ばない。しいて重い物を上げるのはわざわざジムにてバーベルを、という生活をしている身には、重い物長時間運ぶのはホントにストレスなんだ。

今回はそのSUNWAVE FESに行くのでそれが5月の3,4,5。ではちょうどいいのでその前に2週間ぐらいBerlinに居てから行こう、という予定を組んでた。6月以降のIbizaシーズンが始まっちゃうと、やっぱりIbizaが海もあって俺にはあまりに快適だから他の国にその重いトランク持ってよっこらよっこら行くの、ホント面倒くさくなっちゃうんだよ。あと、ヨーロッパの協定国内で、数ヶ月間の間に何日間滞在できるっていうVISAの問題もあるからね。それで去年はここしばらく毎年行ってたBerlin行くのやめたんだ。ただ一昨年の6月からもうBerlin2年空いてたからね、あそこを空け過ぎるのは逆に危険なのでとにかく今まずIbiza始まる前にshortでも何でもいいから行きたかった。
それでパーティー情報チェックしてたら、BerlinじゃなくFrankfult (Offenbach)でドンピシャの見つけた。

Praslesh @Robert Johnson
http://www.clubberia.com/ja/events/208745

タイミングから何からもう完璧過ぎた。Rareshはもう言わずもがなだけど、Prasleaは去年Ibizaでもまず一人挙げろ、と言われたら一番最初に名前を挙げてたアーティスト。彼のプレイは本当に良かった。今最も好き。神は本当に素晴らしいタイミングの最高の舞台を時にプレゼントしてくれる。俺にはわりといつも。



そんなわけで、このパーティーのためだけに、今回はまずFrankfultに舞い降りるのであった。

もう全然駅前のどうでもいいHOTEL。質素過ぎる!(笑)


フルーツでビタミンを補給!



Frankfultに来るのは2回目。いっつもBerlinに行ってばかりなので、6年振りとなる。前回はCocoonに行ったけどRobert Johnsonはこれが初めて。今回のFrankfultは、とあるシーンの最重要人物が空港のpick upに始まり、街・Dinner・パーティー・家アフターまで、全てと言っていいほどのアテンド(アーティストで行ってるわけでもないのにアーティスト並みの)をしてくれ、数日間ながら本当に充実したパーフェクトな行動が取れた。本当に心から感謝申し上げます。


FREEBASE RECORDS


なんかちょうど、街でアートなんとかかんとかみたいなのやってて、ちょっと見学。



さて、いよいよこのために来たそのパーティー。お寿司のDinnerまでご馳走になってみんなでいざ。


Robert Johnson、素敵だったな。200-300ぐらいのサイズ感で、たしかに一定の質の保たれたグルーブをキープするには最適なサイズと言える。デカ箱も時にデカ箱にしか成し得ないマジックが起きたりしてその爆発感はすごく楽しいけど、時に人が多くイコール色んな種の人が混在するために目指したい良いグルーブが保たれにくい場合も多い。そう言った意味では彼らの言う通りここは確かに最高の環境と言えた。ツアーリストと言ったツアーリストはこの日ほぼ見当たらなく、大都市にありがちな変な酔っぱらい方をしている客やフロアーで大きな声で喋るような無粋な客も皆無だった。必要最低限の照明と建造物の素材の質感も含めて非常に心地よい空間だった。そして何よりサウンドシステムがしっかりとしていて、本当に音に没入できる環境が整っていた。
おおざっぱに言うならば、

1. 最高の人達(お客さん)
2. 最高の音楽
そして、3. 最高のサウンドシステム

これさえあれば後はオプション。That's all. 逆にこの3つがなければ最高級のパーティーは成り立たない。彼らのセリフだが、本当にそう思う。

最高の時間が流れ、パーティーは昼の11時まで続いた。現場に居て、それ以上に望むものは何もなかった。


これはRobert Johnsonのドリンクチケット


DJブースの後ろには川が流れ、テラスから光が差し込む。朝6時は最高の瞬間。こういった自然と調和した中でのこの環境が、流れるDance Musicにも大きな影響を与えているのは間違いない。日本のクラブ、どこも素晴らしいのは間違いないんだけど、こういった環境のvenueはなかなか見当たらないといつも思う。もっとこういう雰囲気の店があったらまたアフターの感じとか人々の音楽に対する志向性とかと言った色んな事がまた違ってくるのにな、といつも思っている。


オープン前に、これclubberiaのレポート書くのに写真アップしたいからって二人に言って1枚撮らしてもらった(タイミングあったから3枚前のヤツも運よく1枚撮ったけど)。パーティー中に写真撮るの俺やだからさあ、って言って(笑)。逆に俺のこのレポートもう彼ら知ってたから、うん撮ろう撮ろう、って言ってくれた。


(右)Raresh。去年の12/29にCocoon@ageHaでRicardoと一緒に来て最高過ぎる一夜をプレゼントしてくれたのは記憶に新しいね。

そしてこの(左)がPraslea。ヤツが来るんだよ。日本に。

5/24(金) TRESVIBES @WOMB
guest: Praslea




これ俺のパーティーじゃ全然ないからね。だけどもうハッキリ言っておく。これ絶対に来た方がいいぞ。
来ないと絶対に後悔する。絶対に。
(*来た人で、もしなんかあんましじゃん、って言う人居たらごめん。どっちがいい悪いじゃなくて単に俺とは趣味が合わないわw)
少なくとも俺、数ヶ月前にこの日彼が来るって聞いた後、自分のgig他の話し来ても全部断ってるからね。それぐらい聞き逃したら後悔するの自分では思ってる。




この後彼らの仲間の家での最高過ぎるアフターも堪能し、短い間だったけどFrankfult、と言うかOffenbach、本当に楽しませてもらいました。世話になったみなさん、前からの、そして今回知り合えたたくさんの新しい友達たち、本当にありがとう!!今度日本に来たときは今度は俺がシーンを見せるからね!

the biggest thanks to everyone whom I met here in Frankfult and Offenbach!! kind of one of my best moment ever at Robert Johnson with Praslesh.


さて、4日間があっと言う間に過ぎ、素晴らしい思いを胸にしまい次の目的地、Berlinへと向かう。

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