みなさん、先週10/12に6週間ぶりに日本に帰って参りました。6月~8月の2ヶ月を含め、この夏の収穫は今まで以上に素晴らしいものがありました。個人で得れた感覚を、この住んでいる日本という自分の生まれた国に、自分ながらのやり方で還元していけたらと思っています。みんな、今後ともどうぞよろしくお願いします。
さて、日本の事、ここから本腰を入れていきます。
『PRASLESH Japan Tour』
オーガナイザーの僕自身がこの日本に居なかったため、正直プロモーションやその他様々な事が通常よりも少しずつ遅れた進行になってしまっているものと実感しています。
ここから気合い入れて、一気にいきたいと思います。クラブ等でもいつも以上にいっぱいフライヤーも渡されるかもしれませんが、嫌な顔しないで付き合って下さい。
このPrasleshのshow、本当に素晴らしいんです。RPR SOUNDSYSTEMのように、それをこの日本でも一人でも多くの人に体験してもらいたい。11/10(金)のUnitでの僕たちのパーティー, そして翌11日の大阪を共に本当に素晴らしいパーティーにしたいと心から思っています。
みなさん、どうぞ宜しくお願い致します。
前売りチケットは以下のサイト、券売所で発売中です。
また、Unitでのパーティーは8時頃までを予定しています。お楽しみに。
Praslesh Japan Tour 2017 produced by Beat In Me
10th November 2017 (Fri) @UNIT
ー UNIT ー
Praslesh (Raresh & Praslea / [a:rpia:r])
RAHA (Beat In Me)
ー SALOON ー
TARO
EJIMAA (NF/KEIICHI EJIMA b2b MAA)
P-yan (ARTEMIS)
Ryokei (How High)
OPEN/START 23:00
Door:¥4,000
Adv:¥3,500
TICKET OUTLETS : PIA (P:345-970), LAWSON (L:70082), e+, Clubberia, RA, DISK UNION 渋谷CLUB MUSIC SHOP, DISK UNION 新宿CLUB MUSIC SHOP, DISK UNION 下北沢CLUB MUSIC SHOP, DISK UNION 吉祥寺, JET SET TOKYO, TECHNIQUE
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7/26 (水)
火曜の夜WAHAから帰って来て、とにかく疲れが吹き出した。それも当たり前だ。前の回で書いたように、普段キャンプなんてまずしないのがこの先週は5日間寝袋で寝る生活。そして体力の続く限りのパーティー。これは疲れた。
その疲れから何とか体力を回復させながら、金曜日からの次のFesに備えた。そしてこれが今回結局7週間半と延長したこの6, 7月のヨーロッパ旅行のいよいよ最後の1週間。旅の集大成だ。WAHAから2週連続で次に行く今回のフェスは、『3 Smoked Olives Festival』。
https://www.facebook.com/3SmokedOlives/?rf=594485820573474
http://www.3sof.com/theisland/#home
事の発端は、ちょうどひと月ほど前に、次のリリースの関係の事でルーマニアのAlin Crihanとやり取りしていた時の事だった。CrihanはRAHA & K-Sobajimaが2015年にルーマニアンレーベルのMusic Is ArtからリリースされたV.Aに楽曲参加した際に、6曲入りの最後の曲でAl amicuという別名儀で同じく曲を出していて以来の仲で、僕はあのV.Aの中でも最も素晴らしい作品だと最初から思っていて、以後永い事ずっと彼のその曲をかけ続けてきていた。その別件でのやり取りの最中に、月末にWahaに俺が行こうとしているのを聞いて、その翌週にすごくいいフェスがあって自分も回すから、よかったらRAHAも回さないか?って誘ってきてくれた。去年も回してすごくいい体験だったからと。ルーマニアと隣国ブルガリアの国境を流れている美しき蒼きドナウ川。そこに浮かぶ、普段は基本人も住んでいない一つの小さな島の中でそのフェスは行われる。Fes会場であるその島に行くのには、出演者もお客も全員が主催者手配のボートに乗って行くしか方法はなく、彼もそんなふうに会場にボートで行くというフェスは初めての経験だったらしい。そして必然的にこのパーティーの期間中、この島にはこのフェスに来た人しか存在しないというわけだ。これはきっとすごく面白いだろうに違いないと思った。このフェスは始まってまだ数年で、まだまだ完全にアンダーグラウンドなパーティー。ツアリストは居るわけもなく、そこに居るお客さんはルーマニアのローカルのクラバーの、しかもその中でも潜った人達ばかりと言う、まさに俺が今体験したいと痛切に思っていたそのものだった。そしてまさにこういうので回したいと思っていたものだった。
出演者の筆頭は、Piticu, Herodotと言った中堅どころがずらり、そしてここにはルーマニアンハウスだけでなく、他国からのゲスト扱いでToiToiのVoigtmannやVarhatと言った名前も。これは確実に面白くなる。これはもうずっと前からホント楽しみで、このルーマニアの最後の2週、WAHAとこの3 Smoked Olives、この対照的な2つのフェスが旅の最後に残っているのがホントにもう楽しみでしょうがなかった。そして予想通りの最高の旅の締めくくりになるのであった。
自分の出番は土曜の朝の6時から。
なんとか体調も整え、選曲等の準備も万端で、いざ出発。今回はアーティストテントが割り当てられているからその点は先週よりは気が楽だ。
行きの車はCrihanやMPのに乗せて行ってもらう。6時半に待ち合わせて、行く前にちょっとCrihanのスタジオに寄って行く。秋から新しく始めると言うレーベルから予定しているというEP聴かせてくれたけどものすごくカッコ良かった。(写真は本人了解済み)
夜8時半出発。ブカレストからは、Mamaia方面に向かい、途中からそれて南下する。超田舎道だ。一時間半ちょいで到着。近かった。先週のWAHAは普通に行ったら5時間かかる距離だったから、それからするとだいぶ近い感覚だ。
夜で真っ暗だったけど、Motel Restaurantの前に着いた。川のほとりだ。向こう岸には、ブルガリアが見えていた。なんか感動。まだ暗いけど、ブルガリア見るの初めてだし。ここでこのまますぐボート乗って行くのかなと思ってたけど、とりあえずはここのMotelでみんな部屋を取る。1Fのレストランでもう11時だったけど晩ご飯食べれといてよかった。3時半とかに起きて行くのでいいでしょ、と俺も仮眠する。寝れなかったけど。なんか、久々な感じだったな、あのモーテルww でも面白かった。
支度して、朝4時半に、ホントはボートの時間は7-21で夜は禁止なんだけど、プロモーターの一人が迎えに来てくれる。
Crihanと乗り込む。面白い。3人でまだ暗いドナウ川を渡る。これは面白かった。やった事のない超面白い感じだった。わりと近く、5分ちょいで着く。
島に上陸。楽しい。昨日雨だったからまだそんなに人来てないがそれでも居た。そして周りのテントの中にいっぱい居るのだ。
ステージは2つ。俺のやるForestではVarhatがやってた。ハウシー。
もう1コのBeach Stage。
5時半ぐらいから、Varhatが曲がもうないとの事でもう回せる?と言ってきてたが、なんやかんやで結局ほぼ時間通りになってしまったがスタート。
その前跳ねて結構ダンスな感じだったけど最後少し落としたから、そのままDeepでLowなところからスタート。しばらくキープし、途中から徐々にアゲていった。1コかけたいと思ってた昔の隠し球をかけたら思ってた以上にウケた。そのトラック3年ぶりぐらいにかけたけど、うん、あの曲やはりカッコいいよ。
人はああいう場にありがちに増えたり減ったりしてた。自分的にはどうだっただろ。会心まではいかない感覚か。まあまあぐらいだったかな、自分的には。2時間しかなかったのに色んな方向に行き過ぎた感もあった。
スタッフ周りや居てくれたお客さん達はすごくよかったと言ってくれた、非常にありがたいが。実際どうだったんだろうなあ。色々振り返ってみよう。
まあでもこの1ヶ月半こっちで遊んでいてDJも聴いていて、明らかになった課題が一つ見えたので、それは確実に詰めて行こう。そこ詰めたらかなりアップするのが分かった。
ともかく、楽しい時間はあっという間に過ぎちゃった。もっとこの倍くらい回していたいなあ。
さて、ここからはこの島での仲間達との生活を満喫しよう。
テント。広くはないけど一人だからストレス無くいい感じ。
向こう岸が、さっき渡って来たとこ。
向こうに見えるのは、ブルガリアの街。
さあ、僕の次にはCrihanが回してます。ベースの効いたダンサブルな曲がいい感じです。
一回自分のテントに戻り仕切り直し。
しばらくして戻って彼の見てたら、プレイは全然いいけどそれとは関係なく人は増えたり同じぐらいに減ったり。お客さんの増減はあんま関係ないような気がする。会う人会う人すごくよかったと言ってはくれる。さて。。でも、自分で分かってるとこはあるのでしっかりこれから詰めていこう。
ああ、既にこの後もう一回回したいなあ。
一昨年ブカレストのTemplumで一緒に回して曲を山のように送ってきてくれてたCostinは11時に来て、Crihanとb2b始めた。俺は朝ご飯。パンとそれに付けるヤツ、チーズ、コーヒーとか。適度に。果物の絞り本物ジュース美味しい。
CHARGING POINT
シャワー
テント、居心地良くはないけどまあオッケーなんだけど、いかんせんこれがスタッフとかの場所と一緒だから、音の鳴ってるののすぐそば。これは厳しかった。かなり。すぐそばででっかい音がずっと鳴ってるからやはり寝れるわけはない。一瞬うとっとしたぐらいか。考えた末、耳もどこかで定期的に一度休ませてやらないとまずいだろうと判断し、夕方6時半頃、夜ボートが戻って来るのがなくなる前に一度ホテルへ行く事にする。
向こう岸。Calarasiと言う街だ。
昨夜ちょっと寝てたホテル。
レストランでポークシチューみたいなの食べる。ポレンタやっぱ苦手。
9時の最終便で戻る。
ボート、ここ浅瀬らしくエンジンを止めなくちゃいけなくて、時間によってはこのエンジン切ったボートを桟橋までたぐり寄せる人が居ない。なのでその時にはみんな靴脱いでひざまで水浸かって上陸する。DJも何も関係ないww 楽しい!
夜が来る。
島もいい感じになってる。やっぱりこれぐらいからだろうな。ちょうどやってたDJが、テックハウス調で民族っぽい重いベースラインを使った感じのトラック多くかけてて、この雰囲気にすごく合ってた。やっぱ野外は野外に合う感じの曲調あるな。楽しくなって来た。来て本当に良かった!自然でいい!テントの中は真っ暗だ。テント用ライト家に置いて来たの失敗だ。
Beach Stageでは0時からBoigtmann。全曲鬼のカッコ良さ。DJもムチャクチャ上手い。ものすごく良かった。
気付かなかったけど、彼ら6時間前からもうここに来てたって。スーツケース持って空港から直行してたって。
今回のBest Actだったかもしれない。一組、音が違う、と言ってたルーマニア人のお客さんが居たがそれは分かる。でもそれなのにメインフローアーのあの時間超ロックしてた。
3-6 Piticu。先週のWahaでも感じたが、今年ものすごくよくなってる。曲調超カッコイイな。Boigtmannにひけとってなかった。my brother Piticu、段階が一つ上がってた。彼は人間的にも本当に普段からSuperいいヤツなんだよ。
たまに見かけるトランスぽいドレッドの女の子に、私達あなたの事いつも話してるの、2週間前にBerlin CDVにも居たし、Wahaにも。いいところには必ず現れるのね。昨日のDJすごくよかったわよ、って。嬉しい。
PiticuのDJすごくよかったが、戻って来て朝5時頃寝る。寒い。厚着して寝る。GパンにTシャツ&長袖ヒートテックに黒ジャケ。寒過ぎて首にタオルも撒いて寝る。それでちょうどよかった。この寝袋一番薄いやつだからなあ。
きっとすごく暑くなってた。かなり熟睡できてたぽい。昼12時半目覚める。暑くて着替える。ランニング、短パンになってちょうどよかった。
今回の寝床はこんな感じ。先週に比べるとかなりしんどいw
一回外出てみると、すぐそこでCrovisやってる。選曲センスいい。
再度2時前に外出てみると、CrovisとVoigtmannともう一人との3人でb2bやってた。みんな超楽しそうだ。
フレッシュジュースが超美味しい。向こうのステージ、行ったらPiticuとVlad Dinuがまだやってた。Piticuは夜中の3時からだから交代休憩少し挟んで12時間。。少しして朝食食べる。
シニツッェルやポテト。
周りの仲間がポイを持って来てて、それこそ15年ぶりにやってみた。前にできてた技までは意外とできるものだ。昔下手なりに自分ちの庭とかで練習してたのが懐かしいな。あの頃もすごく楽しかったね。今でも俺のアコードのトランクには、昔レイブで買ったポイが常に入っている。何年もずっと触ってないけど。すごく楽しくて、一人しばらく練習にはまった。後ろで彼らがDJしてる中で、むちゃくちゃリラックスしたすごく楽しい時間だった。笑顔がこぼれる。ああ、楽しい。今回、これも本当に来てよかった。ブース裏、みんなでものすごくいい感じになり超楽しかったな。
少ししてCharlieがスタート。彼も本当にいいヤツで、3年前だかのSunwavesで俺がウエストポーチ盗られた時、そこにちょうど来たVlad Caiaと2人して一生懸命探してくれてたの、ずっと忘れない。
今回のこのフェスのオーガナイザー、Drae。彼は2年前に俺がブカレストで回したインターネットラジオRTS.FMの主催者でもあり、その当時面識も何もなかった俺にイビサにまでプレイできるか?ってメッセージを送ってきてくれた本人。なので最初から俺の事をよーく知っていて、今回Crihanから俺の事を言われた時にもうその3分後には直接メッセージしてきてくれていた。ここでの彼の様子も見ていて、今回彼がどんなに大変な思いでこの素晴らしい時間を創り出してくれてるかを全部ではないが理解しているつもりだ。今回、本当に本当にありがとう。DJとしての機会もさる事ながら、今回ここに来て本当によかった。ここでみんなと生活して、得た物はとてつもなく大きい気がしてる。長い事忘れていたPureなとても大切な感覚もたくさん取り戻す事ができているのが自分で分かる。今回決断して来てよかった。帰国便のチケット、変更してよかったよww ありがとうmy friend!!
さて、シャワー浴びてスッキリし、夕方6時、ボートに乗って再度向こう岸へ。
泳いでる人達
今日は隣りのいい方のレストランへ。結構いい。値段も普通にいい。店員英語一人しか喋れず、それもかなり怪しい。beef steak 200g食べた。いい肉で美味しかった。
これは車でドナウ川を渡る用の船だね。よく見ると向こう岸にちっちゃくテントのかけらとか見えるね。島のサイズ感で言ったらあんな感じです。
9時ちょい前のボートで戻る。行く人も居たが戻る人さすがに多い。今は日曜の夜9時。これ以後って事は必然的にもう月曜の朝まで島に残るって事だからね。
さあ、また夜が来る。
着いたら音カッコイイ。Suciu b2b Herodot。シリアスでまさに聞きたい音がここにあった感じ。Piticuと並び、今回のbestの時間。Suciu聞くの初めてだ。Herodotはいつもclose。すごいよ。呼びたいなあ。さあ、今から最後まで!
人、まだまだ全然残ってていい感じが継続してた。もうここまで来ると残っているのは強者揃い。昨日のDJの事、いっぱい話しかけられた。いいプレイできてたみたいだ。でももっとできる。頑張ろう。フロアーも実にいい感じで、それに彼ら2人のプレイもすごくfitしていた。すごくいい感じだった。
Suciu b2b Herodotのスタイル、最も好きな感じだったな。シリアスですごくいい。みんながやってるようにベースでとにかく引っ張ってとにかく跳ねて、という感じでなく、キラーなかすれ音色のdeepなsolidトラックのMixでのが主なスタイル。あれきっと自分達のunleleaseとかで持ち合ってるトラックいっぱいかけてるんだろうな。それで時々メロディに変換して。古いのや今の曲も時々かける曲、俺もかけてるし持ってるはずなのに曲名がパッと出てこないのが自分にムカつく。
DJ裏楽しかったが、フロアーでいっぱい踊ってた。この7週間で、特にこの2週間、かなり音が、Mix感が染み付いた不思議な感じがある。これこそをキープしたい。
川の方に行って空見る。星が奇麗。しばらく見てた。
あと、外とかFoodのとこで耳栓外してみたが意外と平気だった。音量にも前より少し耐えられるように慣れてきてる。また、悪くなったのが実は戻りつつあるか。
ToitoiのIsisと先週のWahaでのテント探し3時間の話しして笑った。私だってこないだ4時間、、、みたいな話しで笑った。
朝方フロアー真横の(笑)テントに戻り少し休憩がそのまま仮眠。ものすごく寒く超厚着した。後半寝れた。が、今度は超苦しくて起きる。暑くて服脱ぐ。目覚まし何度もかけてその度起きるがあまりにも辛く、何度も二度寝ずっとする。berghaimに居て音がガンガンにうるさくて参っている夢見る。そして、それにうなされて目が覚めると、今度は現実世界でそれと全く同じ事が起こってるwww とか、なくなった携帯を探してずっと彷徨っている夢など。あれはどう考えても快適な眠りとはあまりにもほど遠かった。
体ものすごく痛い。寝ててものすごく辛かった。ものすごく疲れ出た。
少し寝て、朝9時半やっと起きる。起きてクラクラしてる。外に出てブース見たらもう代わっていた。人もフロアーにはさすがにまばらだ。具合むしろ悪く、携帯充電してそのままボートに乗る。電話持たずでいい。ボートのおじさん達もう覚えてくれてて、hey DJ、と言ってくれる。向こうに着いて、レストランで落ち着いてFish Soup食べる。やっと調子戻って来た。
しばらくしてから戻ると、Suciu, Charlie, Clovisやってた。人ももうそんなに居ないってのにそんな事は関係ない。彼ら本当に回すのが大好きなんだ。
Herodot, Suciu, Charlie
裏でみんな休んでる。俺もリラックスしながらずっと見てたが、1時間ぐらいして回したくなり、参加。
最初はしばらくClovisと2人でやってた。金曜日にこの旅に来る直前に、何となく見たFacebookで彼がすごく前にリクエスト送ってくれてたの発見したのも何かの縁としか言い様がない。ホント直前に気付けてよかったな。面白くいいヤツだ。音楽の知識も高そうだし。
いい感じで混ざれてよかった。みんな本当にいいヤツらで楽しい。
今回こういったメンバーで過ごせて楽しかったな。
ここまで、ここから帰る足の事を何にもしていなかった。まあ何とかなるだろうぐらいに思ってた。今は月曜の午後。日本へと経つフライトは水曜の夜だからね。まあ余裕と言えば余裕だ。あとはクタクタに疲れ切っているのを頑張ればいいだけだ。
と、仲の良い元Sunriseの女の子の乗る車で急遽一緒に帰れる事に。1時半くらいに言われて、あと1時間半後とかだよ、って。なので支度ももうすぐ終わるので、まだギリギリまでDJやってた。最後まで楽しい時間だったな。が、車が混んでるのを見越して早く出る事に。彼女があと40分後とかだよ、って言われて、少しやって、Herodotに準備もう先にしないとだからDJ代わって、と言ったら、もうRAHAが最後の曲かけてそれで終わらせていいよ、って。いやいや、それはムリだからww
支度すぐ終わり、約束通りの時間前にブースで集合。いよいよみんなに最後のお別れを言って、出る。今回俺に本当にみんなよくしてくれたからな。Barとか他のスタッフの人にも可能な中で言えてよかった。本当によかったな、ここに来て。
ボートに乗って車の所に来ると、同乗するのはVoigtmannとIsis。19:20のフライトだって。3時半出る。運転手の人すごく速いし上手い。問題なく来てたが、ブカレスト入ってから大渋滞が。大変だった。2時間前着の予定が結局45分前ぐらいになり、どうやら彼らはflightをlostしたようだった。あ~あw
そんなこんなで夜7時半前に帰宅。ものすごく疲れたな。お腹も空いた。風呂に浸かり脳と体をとろかせ、いつもの出前でご飯食べ、2時半過ぎ寝る。数日ぶりの柔らかい布団がこんな気持ちいいなんて。
と思ったら1時半で得な気がした。すぐ寝れた。
ブカレストのアパートに戻り、この日から8/1。8月に入ってもまだ日本に戻らないの、すごく久しぶりだ。日本へのフライトは翌日。残る2日間で、日本に帰る前にしっかりといつものとこで日焼けをし、Misbitsにも行って、10月のDJの話しもして、翌日は移転したEmiの新しい店にも行けた。それにしても、帰国前夜、とある人の家に遊びに行き、仕事の話しから拡大し、ルーマニアの古い歴史の話しをずっと聞いていた。WahaでもCiubucに少し聞いていたが、これは本当に本当に根深いものがあるのを知ってきた。これはどうやら簡単な話しではない。しっかりと理解をしていく事が必要な事だとすごく感じている。ルーマニアのこう言った事に関する事柄は、ヨーロッパの隠されて消されそうになってきた最大の謎の一つだって。すごく面白かったが後半は頭がだいぶ疲弊した。と共に英語もほぼ分からなくなってきたし。やっぱ集中力が肝要だ。
そこの家で自分で作ってるレモネード美味しかったな。
そんなでいよいよ日本へと出発する。ここでの1日の間にも実は自分的にすごく吸収できる色んな事があったんだけど、もう書くのムリだから諦める。 だけど、これ読んでる若い読者の方達に是非考えて欲しい事だから一つだけ書いとく。
「1時間40分で乗り換えのIstanbulに到着。空港入ったらいきなりアジア圏の人が増えた。もうここは明らかにヨーロッパではない。 cafeのお兄ちゃん達の超ノリのいい事。日本語みんな少しだけ話せるんだな。こんにちわ。忍者?と言われたので、unfortunately No. と笑顔で即答してやった。スペイン語らしきの話してたから、cafe con lecheと頼んだらすぐ分からなくて、cafe late?と言って出してくれた。言葉は似てるけど少しだけ違うのかな?そして、Wifiは1コだけだって。みんな使ってwifiがbusyになるからって。オッケー、じゃあ2コ目やりたくなったらもう1杯頼むよ、と言った。そしたら今かかってるこのmusicでdanceして見せたらもう一つオッケーだよ!と言うので即座に軽く踊ったらホントにオッケーで2コ目もやってくれた。何てヤツらだ。相棒の方もあのcoolなウインク。何者でもない彼らなのに、なんなんだあのカッコ良さは。トルコの国勢自体がよくなく経済もよくなかろうが、少なくとも彼らはすごく楽しそうに仕事していた。この短時間に色んな事をすごく学んだ。ただのtransitで立ち寄った空港cafeで、こんな貴重な事を色々と再認識させてもらうとは。彼ら、全ての客にそれぞれに合った程度での楽しそうな感じに対応していた。ウィットを常に会話に混ぜて。ただの空港勤務のウエイターである彼らの、しかしあの果てしなく気持ちのいい、アドリブの効いた賢く且つ素敵なスマートさを体現できる日本人が、この世の中に果たして何人いるのだろう?」
そんなこんなで、6月から8月にまで亘った今回のヨーロッパの旅は、これで終わります。いつも言ってる事ではあるけど、今回様々な経験とともに色んな思いを持った。この一つ一つが僕自身の財産となり、血肉となっていく。旅は本当にいいですよ。固定された生活からでは得られない貴重な機会とたくさん出会える。頭が固くなってきちゃってもうあんま人の言う事素直に聞く事ができなくなっちゃってる人は置いといて、特にこれは若い読者の人達へのメッセージ。どんどん旅をして、どんどん違う価値観を知り、この日本がいかに田舎なのかっていうその現実も肌で知り、でも素晴らしいこんなところがいっぱいあるんだっていうプラスの事も自らで知り、って事をいっぱいして下さいね。そういう日本人がたくさん出て来ない限り、この国はいつまでも根本の大事な部分で変わる事はできないと世界を見れば見るほど自分は強く感じます。若い人、柔軟に、しなやかに、素敵に変貌していきましょう。
さあ、僕の次の旅はもう始まっています。今回日本に居たのは3週間半。この間にやるべき事はほぼ終えられ、今は8/31からIbizaに来ています。この章だけ書き終えれなかったから、ビーチ1日行くの潰して今書いてます。次の旅もお楽しみに。日本では10月半ば過ぎに会いましょう。
(これ実際に書き終えてたのは実は9月の頭。でも色んなアップの調整のタイミングで、ここにアップするのは今この10月も結構明けてから。なのでところどころ表現に時差が出てる場合ありますがご理解下さい。)